• タイヤフッドマガジン
  • 新着情報
  • タイヤを知る
  • タイヤを選ぶ
  • メンテナンス
  • オススメ
  • ホイール
  • 特集記事
このサイトについて
プライバシーポリシー

タイヤを知る

あなたのそのタイヤの知識、本当に合っていますか?
間違った知識のままだと損をしてしまう、なんて可能性も。
正しいタイヤの知識を身につけ、楽しいカーライフを手に入れましょう。

アジアンタイヤは大丈夫?価格と性能を徹底比較!

2018.07.31 (Tue)
asian1

asian1

近年、日本でもアジアンタイヤと呼ばれる安価な輸入タイヤが多く流通するようになりました。タイヤは車を構成するパーツの中でも高価な部類の消耗品です。経済性という観点からすれば、安価なアジアンタイヤはとても魅力的です。

ですが、タイヤは車体を支え、また安定した走行を提供する部品でもあります。タイヤが高価な理由は、安全性を確保するために最新の技術や貴重な材料を投じる必要があるためです。

ではアジアンタイヤは絶対に避けるべきなのでしょうか?そんなことはありません。一昔前は安かろう悪かろうというイメージがあったアジアンタイヤですが、最近は信頼できる品質のタイヤを供給しているメーカーも台頭しています。

タイヤ通販サービスのタイヤフッドでも韓国企業のブランドである「ハンコック」や「ロードストーン」を取り扱っています。今回は国産タイヤとアジアンタイヤについて、性能と価格の両面から比較・検討します。

タイヤの性能は価格に直結する

asian2

asian2

比較に先立って最低限考慮しておきたいことは、タイヤに求められる役割です。タイヤに求められる役割は多岐に渡りますが、JATMA(日本自動車タイヤ協会)によれば主に次の四点が重要であるとされています。

・自動車の質量を支える

タイヤは路面に接している唯一の部品であるため、車の重量を支える役割を担っています。適正な空気圧のもとで十分な剛性を発揮できなければタイヤが歪むことでバーストが起こりやすくなりますし、走行時のふらつきを生じることにも繋がります。

・駆動力、制動力を路面に伝える

タイヤはエンジンの駆動力、およびブレーキング時の制動力を路面に伝えられる唯一の部品です。特に雨天時の制動力、すなわちウェットグリップ性能は重要な性能となります。また、駆動力が十分に伝わらない場合はエンジンの駆動力にロスが生まれるため、燃費の悪化にも繋がります。

・路面の凹凸から受ける衝撃を和らげる

車が走行する際、路面の凹凸によって振動や衝撃が発生します。振動はドライバーの疲労に繋がりますし、走行時の衝撃は安全性を脅かします。このため、タイヤは剛性と共に衝撃を吸収するための柔軟性を持ち合わせている必要があります。

・自動車の方向を転換、維持する

カーブを曲がる際やレーンを変更する際、車はドライバーの意図した通りに操縦できなければいけません。単純に直進している際も直進性を保つ必要があります。操縦安定性と言い換えてもよいでしょう。操縦安定性はハンドルの軽さや応答も重要な要素ですが、路面に接しているタイヤが最も大きな要因です。

以上のような性能を高めれば高めるほど、優れた技術や貴重な材料を使うことになります。したがって、高性能なタイヤほど高価になるのは必然であるといえます。逆に言えば、最低限の性能を求める場合でも価格の下限が決まっていると考えるべきでしょう。

例えば国産タイヤの場合、道路交通法に定められた保安基準およびJATMAが定める自動車用タイヤの選定基準を満たす必要があります。

自動車用タイヤの選定基準は細かく定められていますが、端的に言うと「新車装着のタイヤを下回らない性能」が求められていると考えてよいでしょう。アジアンタイヤの購入を検討する際、あまりに安価なタイヤは必要最低限の性能を満たしていない可能性が高いと言えます。

アジアンタイヤ比較:軽自動車の場合

タイヤ通販サービスのタイヤフッドが扱っているアジアンタイヤは「ハンコック」および「ロードストーン」です。いずれも韓国の企業が有するブランドであり、世界規模で展開しています。純正タイヤに採用されるなど、品質にも信頼が置けるメーカーであると言えるでしょう。

asian3

asian3

今回は国産タイヤの基準として、ブリヂストンが提供している「NEXTRY(165/55R15)」を考慮します。比較するアジアンタイヤとして、タイヤフッドで取り扱っているハンコックおよびロードストーンの製品を考慮します。タイヤ幅、扁平率、リム径は同一のものとし、価格は2018年7月時点におけるタイヤフッド販売価格を考慮します。

・ブリヂストン:NEXTRY (165/55R15 75V)
低燃費性能:A
ウェットグリップ性能:c
タイヤフッド価格:6,771円(4本で27,084円)

・ブリヂストン:ECOPIA NH100 C (165/55R15 75V)
低燃費性能:A
ウェットグリップ性能:b
タイヤフッド価格:11,251円(4本で45,004円)

・ハンコック:enfren eco H443 (165/55R15 79H)
低燃費性能:A
ウェットグリップ性能:c
タイヤフッド価格:8,362円(4本で33,448円)

・ロードストーンN PRIZ SH9 (165/55R15 75V)
低燃費性能:-
ウェットグリップ性能:-
タイヤフッド価格:7,230円(4本で28,920円)

ロードストーンの N PRIZ SH9 については低燃費性能とウェットグリップ性能のデータが無かったために記載を差し控えていますが、メーカーサイトの情報を見ると排水性能やウェットグリップ性能の高さをアピールしており、またヨーロッパのタイヤ規格であるETRTO規格をクリアしているため、品質について大きな差異は無いと考えて良いでしょう。

こうして見ると、アジアンタイヤといっても世界シェアトップのブリヂストンが提供しているNEXTRYとほとんど変わらない性能・価格であることが分かります。

ウェットグリップ性能を向上させたECOPIA NH100 Cはやや高価となっていますが、これは性能が向上した分、価格が高くなっていると見て良いでしょう。

では、普通乗用車のタイヤはどうでしょうか。続いて比較してみましょう。

アジアンタイヤ比較:普通乗用車の場合

国産タイヤの基準としてNEXTRY(195/65R15 91S)を考慮します。他の条件は軽自動車の場合と同様です。

・ブリヂストン:NEXTRY (195/65R15 91S)
低燃費性能:A
ウェットグリップ性能:c
タイヤフッド価格:8,505円(4本で34,020円)

・ブリヂストン:ECOPIA NH100 RV (195/65R15 91H)
低燃費性能:AA
ウェットグリップ性能:b
タイヤフッド価格:14,294円(4本で57,176円)

・ハンコック:KINERGY eco RV K425V (195/65R15 91H)
低燃費性能:A
ウェットグリップ性能:a
タイヤフッド価格:10,873円(4本で43,492円)

・ロードストーンN BLUE Eco (165/55R15 75V)
低燃費性能:A
ウェットグリップ性能:b
タイヤフッド価格:6,901円(4本で27,604円)

NEXTRYとN BLUE Eco はセダンやハッチバックといった一般的な車両に向けて作られたタイヤです。アジアンタイヤである N BLUE Eco が NEXTRY に対して1本あたり1,500円程度、4本で6,000円程度と差を付けています。

低燃費性能は同等で、ウェットグリップ性能に至っては N BLUE Eco の方が勝っています。この部分だけを見ると NEXTRY が N BLUE Eco に勝っている部分が無いように見えますが、ロードインデックス(荷重指数)については N BLUE Ecoが 75 であるのに対して NEXTRY が 95 と大きく差を付けています。

ロードインデックスはタイヤにかけられる車重の目安を意味しており、この値が不足すると車検を通ることができません。より大きな車重を支えられる分、 NEXTRY の価格が高めになっているということです。

N BLUE Eco の後継製品である N BLUE HD Plus(165/55R15 88H) でもロードインデックスは88ですから、車体が重い場合は NEXTRY を選ぶ必要があります。

asian4

asian4

ECOPIA NH100 RV と KINERGY eco RV K425V はどちらもミニバン専用タイヤとして作られたタイヤです。ミニバンはセダンやハッチバックに比べてタイヤに対する負荷が大きく、高性能なタイヤが求められるため、一般的なタイヤに比べて価格が上昇します。

アジアンタイヤであるKINERGY eco RV K425V は ECOPIA NH100 RV に対して1本あたり3,500円程度、4本で14,000円程度の差を付けています。性能については甲乙を付けがたく、低燃費性能では ECOPIA NH100 RV が勝っていますが、ウェットグリップ性能では KINERGY eco RV K425V が勝っています。

今回の結果ではアジアンタイヤがおおむね安価になる傾向が見られましたが、激安と言えるほど安くなるわけではないようです。また、車種やタイヤサイズによっては国産タイヤの方がかえって安価となる場合もあります。

価格が大きく違う場合、まずは安い製品の方が低い性能となっている可能性を考えた方が良いでしょう。低燃費性能、ウェットグリップ性能、荷重指数、速度記号などを見て、総合的に判断しましょう。

まとめ

asian5

asian5

今回は国産タイヤとアジアンタイヤについて、性能と価格の両面から比較・検討しました。大前提として、タイヤは安全に直結する部品ですから、いわゆる「激安タイヤ」と呼ばれるような安すぎるアジアンタイヤを購入するのは控えた方が良いでしょう。

タイヤが高価なのは、ドライバーの安全を確保するために技術と材料を投じているためです。ある程度の出費は仕方ないと言えるでしょう。

今回検討した結果では、少なくともタイヤフッドで取り扱っているアジアンタイヤについては、国産タイヤに比べてもあまり大きな差異が見られないか、性能を抑えた結果として安価になっている、という場合がほとんどのようです。

比較する際の基準として世界シェア一位であるブリヂストン製のタイヤを参考にしましたが、他のタイヤメーカーが販売している製品を加えてさらに比較検討すると、より満足度の高い買い物ができるでしょう。

タイヤフッドでは車種に合致するタイヤを探すことも、タイヤサイズからタイヤを探すこともできます。条件を指定することで、各メーカーのタイヤ価格を一括で見られるため、きっとご自身の車に合うタイヤを見つけることができるでしょう。

この記事を書いた人

編集者編集者
TIREHOOD MAGAZINE編集部

タイヤの基本から豆知識、お役立ち情報を紹介!
みなさんの生活を豊かにするカーライフインフォメーションをお届けします。

タイヤの選び方

国内外の有名ブランド新品タイヤをネットだからできる納得価格で販売。