ダンロップ、ウエットグリップ性能の低下をほぼ半減するフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXTIII」発売

 住友ゴム工業は、ウエットグリップ性能の低下をほぼ半減するDUNLOPのフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXTIII」を12月1日から発売する。1サイズ(195/65R15 91H)、価格25,100円(税抜)。

 エナセーブ NEXTIIIは、これまでのポリマーとは全く異なる「水素添加ポリマー」を使用し、ウエットグリップ性能の低下をほぼ半減する低燃費タイヤ。「SMART TYRE CONCEPT」の主要技術を採用した第一弾商品となり、水素添加ポリマーを使用したことで、従来に比べウエットグリップ性能の低下をほぼ半減させる「性能持続技術」のコンセプトを取り入れている。

 さらに、高機能バイオマス材料であり、国が重点産業として推進している素材・セルロースナノファイバーを世界で初めてタイヤに採用。「LCA」の観点から、環境負荷低減にも貢献している。

 同社は、タイヤの摩耗や経年による性能低下のメカニズムを独自のAI技術「Tyre Leap AI Analysis」と新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」を駆使することで、分子レベルで解明。これまでと全く異なる新しいポリマー「水素添加ポリマー」の採用により、ゴム内部の分子の強い結合力と切れても戻る結合を実現し、従来品と比べウエットグリップ性能の低下をほぼ半減させている。

走行距離とウエットブレーキ性能グラフ(イメージ)

試験条件

・タイヤサイズ:195/65R15 91H

・空気圧(kPa):F250/R240

・テスト車両排気量:1,800cc

・初速度:100km/h

・路面:アスファルトウエットブレーキ路(水深1mm)

・ABSの有無:有

※新品時のタイヤと20,000km走行後のタイヤでウエットブレーキ試験を実施し、その性能低下代を比較。

水素添加ポリマーが実現する「性能持続技術」

 日本製紙のセルロースナノファイバー「セレンピア」を採用し、ゴムへのコンパウンディングに三菱ケミカルのカーボンブラックマスターバッチの製造技術を活用することで高次元でセルロースナノファイバーが分散したゴム材料を開発。タイヤの周方向と径方向の剛性のコントロールを実現しながら、原材料の側面で環境性能を高めている。

 タイヤの周方向(回転方向)にセルロースナノファイバーを配列。周方向には硬く強い性質でありながら、径方向における柔らかさを兼ね備えている。

 

関連リンク

 前の記事へ 次の記事へ 

タイヤニュース 新着記事

タイヤニュース 記事一覧に戻る
TIREHOOD(タイヤフッド)