スリップサインを知ろう!
タイヤのスリップサインは交換の合図です。怠ってしまうとブレーキが効かず雨の日に車が滑りやすくなってしまい事故につながりやすく、整備不良で反則金、車検も通らなくなってしまうので個人での定期的な点検が必要になります。
「スリップサイン」って知っていますか?
よくクルマを使う方でも、存在を忘れがちだったり、
意外と確認の方法を知らなかったりするのでは。。。
スリップサインは、安全運転にかかわる
と~っても大事なこと。
「知っててトーゼン!」という方も、
「何だっけ??」という方も、
ここらで復習していきましょ~!!
目次
スリップサインは、タイヤの限界を知らせるサイン!
スリップサインは、タイヤがすり減ったことが分かる印です。
どこにあるのかというと、、、
タイヤの溝(トレッドパターン)の中に隠れています。
側面にスリップサインの位置を表す△マークがあるので、
それを目印に接地面をよ~く見てみましょう。
溝の間に、一段盛り上がっているところがありますね!
この溝の高さは1.6ミリ。
普通自動車の場合、溝がこれ以上に浅くなると
公道を走らせることができません!
「溝の深さがこれ以下になったら走っちゃダメ!」
と法令で定められています。
タイヤがすり減って溝がなくなり、
スリップサインが表に出てきたら、
必ずタイヤを交換しなくてはいけません。
スリップサインを放置するとこんな危険が!
突然ですが、雨の日はどんなシューズを履いていきますか??
歩きやすいデッキシューズとか、ラバー製のパンプスとか、
いっそレインブーツがいいかなぁ~。
逆に、ソールがつるつるした革靴なんかは
選びづらいんじゃないでしょうか?
「滑るの怖いな。。。」
すべりにくい靴って、ソールがゴム製のものだったり、
ゴツゴツした模様が入ってたりしますよね??
すべりにくいのは、この形状で濡れた地面もしっかりつかんでくれるから。
これが、ゴムがすり減って溝が浅くなると、
水はけも悪くなってツルッツル~~に滑りやすくなります。
長くなりましたが、、、タイヤもこれと同じ。
摩耗しきった溝の浅いタイヤを使い続けていると、
グリップ力がなくなってたいへん危険なんです!
ブレーキが効きづらくて信号前でヒヤヒヤ、
カーブのたびにドッキドキ、
整備不良で反則金、車検も通らず、、、
ね。
スリップサインは、こうなる前に危険を知らせてくれる
すごい子なんですよ。。。
「タイヤのことよくわかんない!」
という方も、悪いことは言わないので
スリップサインは定期的にチェックしておきましょ!
スリップサインにご注意!
ちなみに、新品のタイヤの溝の深さは8ミリほど。
タイヤは、クルマが走れば走るほどすり減っていきます。
お気に入りのシューズ、底がすり減っていったら気になりますよね?
タイヤもクルマの足元です。
スリップサインに気を付けて、安全運転を心がけましょう*