2019.08.19

車の塗装価格を全塗装、一部の修理などに分けて紹介!塗装の劣化や塗装種類も解説!DIYでの塗装は可能?

車の塗装の種類や費用を徹底解説!

車を所有しているからといって、必ず塗装の機会があるとは限りません。

車の塗装を一度も行わないまま次の車に乗り換えるケースも多いため、車の塗装の目的や価格相場などを知らない方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ車の塗装が必要となった場合、案外出費がかさむことも。

どんなときに車の塗装が必要になるのでしょうか。また、色を塗るだけでなぜ出費がかさむのでしょうか。

車を塗装する目的

車の塗装で真っ先に思い浮かぶのが、カラーリングの変更ではないでしょうか。

購入した車の色が思ったものと違ったり、乗っている間に色に飽きてしまったり、色を変えたい場合は塗装で色を変えることになります。

こうしたイメージチェンジの目的だけでなく、ハンドル操作を誤ってボディにこすり傷がついてしまった場合などに、傷を修復した上でベースの色と同じカラーで塗装を行うこともあります。

前者の場合は塗装するか否かを自分で決めるため、突発的な出費となることはありませんが、傷の修復の場合は予定が立てられません。

そのため、傷の範囲や程度によっては思わぬ出費となる場合があります。

塗装は層になっている!

車を塗装するだけでなぜそんなに費用がかかるのか。その理由は塗装の回数にあります。

車の塗装は1色の塗料を塗ったら終わり、ではないのです。実は一般的な塗装は4層から成り立っています。

まずはボディの錆止めと塗料の密着度を高める下地を塗る下塗りが行われます。

続いて希望する色の塗料を中塗りと上塗りの2回に分けてムラなく塗っていきます。

最後にツヤ出しや塗装の剥がれを防ぐクリア塗装を施して完成です。

小さな傷の修復でも全体の塗装でも、4回に分けて塗装を行う必要があるため、思いの外費用がかかるのです。

車の塗装の種類

白や紺など、1色に見える車のボディをよく観察してみてください。

同じ白でも車両によって光沢が異なったり、光が当たると別の色に見えたりしませんか?

実は車の塗料は色や質感などにより様々な種類があります。

使う塗料によっても費用が変わりますので、どんな塗料があるのか知っておきましょう。

ソリッド塗装

例えるなら「絵の具」。つまり混ぜものがない単色の塗料を使っているのがソリッド塗装です。

光沢を出すための金属やパールが混ざっていないため塗装がムラになりにくく、比較的簡単に塗装ができます。

メタリック塗装

ごく細かい金属片を含む塗料で行うのがメタリック塗装です。光に当たると車全体が美しい光沢を持ちます。

金属が入っているため錆びる可能性があり、錆止めの塗装を重ねる必要があります。

マイカ塗装

メタリック塗装と同じく、光が当たるときらめきが増すのがマイカ塗装です。こちらはマイカ(鉱物の一種)を含んでいます。

パール塗装

マイカ塗装よりも更に細かいマイカを混ぜ込んだ塗料を使うのがパール塗装です。マイカ塗装よりも輝きに深みや高級感があります。

マジョーラ塗装

1色に見えるのに、光の角度が変わると別の色に見える塗料・マジョーラを使っているのがマジョーラ塗装です。

キャンディ塗装

その名の通り、飴玉のような透明感を持った塗料を使っているのがキャンディ塗装です。

ツヤ出しのために使うクリア塗料に色のついた塗料を混ぜています。

クリア塗装

車の塗装になくてはならないのがクリア塗装です。色はなく、色付け塗装を剥がれにくくする保護目的と、ツヤ出し目的に使われます。

外的環境にさらされる塗装ですので、クリア塗料はコート力の強さによって複数の種類があります。

すり傷に強い耐すり傷塗料や劣化しにくいフッ素樹脂塗料などを目的に応じて使い分けます。

全塗装の価格相場

車の塗装を業者に依頼する場合、以下の依頼先が考えられます。

  • ディーラー
  • 板金塗装業者
  • カー用品店

全塗装の場合はカー用品店に依頼しても外注塗装となりますので、初めからディーラーや塗装業者に依頼した方が良いでしょう。

車の塗装は、塗装する面積や塗装の仕方、塗料が異なれば当然価格が変わります

そのため、塗装を依頼する場合は見積もりを出してもらい、価格を確認しなければなりません。

とはいえ、おおよその相場は存在します。車全体に塗装を施すと、どの程度の金額がかかるのでしょうか。

車のサイズによる全塗装の平均相場の違い

塗装は、塗装する面積が増えればその分時間も手間もかかる為、車両の大きさによって価格が変わります。

例えば単色のソリッド塗装の場合、軽自動車やコンパクトカーでは15〜20万円ほど、一般的な乗用車サイズで21万円程度です。

大型車やワンボックスのように塗装面が広くなると25万円ほどかかります。

塗装の種類によって価格が変わる

ソリッド塗装は車の塗装では最も低価格だといえますが、ホワイトやブラックのソリッド塗装を美しく仕上げるにはテクニックが必要になるため、通常のソリッド塗装にプラス2〜3万円見ておきましょう。

またメタリック塗装やパール塗装は塗料自体の価格や塗装テクニックが必要なため、ソリッド塗装よりも4〜7万円以上費用がかかります。

部分塗装の価格相場

部分塗装の場合はディーラー、板金塗装業者以外にもカー用品店である程度の作業が可能ですので、依頼先として選択肢に入れておくと良いですね。

部分塗装の価格を決める要因は、車のサイズや塗装の種類だけではありません。特に部分塗装の場合は、塗装面積の割に価格が高く感じるケースもあります。

部分塗装はどの程度の費用がかかるのでしょうか。また塗装の価格はどんな要因で変動するのでしょうか。

部分塗装の価格はパーツにより異なる

部分塗装ではパーツごとに価格相場が異なります。

例えばドアの塗装で5〜7万円ほど、バンパーは4万円前後が相場です。車のサイズというよりはパーツの面積で価格が変わります。

またピンポイントの傷塗装であれば3〜6万円程度に収まるのが一般的です。

経年劣化の程度で価格が変わる

車の塗装は使用年数が経過すれば少しずつ劣化していきます。

見た目に変化を感じなくても、実は少しずつ色あせたり変色している可能性があるのです。

こうした車に部分塗装を施す場合、ディーラー標準色の塗料をそのまま塗ってしまうと、その部分だけ新車のような色となり周囲から浮いてしまいます。

そのため別の色を混ぜて周囲に合わせなければなりません

こうした手間から、部分塗装は少し割高になる場合があります。

塗装の方法で価格が変わる

塗装の際、塗料がかかっては困るパーツにはマスキングテープを貼って保護します。

しかしマスキングテープでカバーしきれないパーツがある場合は塗装するパーツを取り外したり、塗装パーツ以外を取り外してから作業を行うことがあり、当然価格が高くなります。

また、塗装が終わってからツヤ出しのための磨きをかける場合、その分の工賃がかかります。

車の塗装は自分でもできる?

車のパーツ取り付けやタイヤ交換、インテリア装飾などを自分で行う方が増加しており、カー用品店にはDIY用のパーツや工具などがずらりと並ぶようになりました。

実は車の塗装もDIYが可能です。小さな傷の塗装はもちろん、全塗装をDIYで行っている方が少なくありません。

車の塗装を自分で行うと、どの程度の費用がかかるのでしょうか。

小さな傷ならタッチアップペン

たとえ目立たない小さな傷でも、そこから汚れや水分が染み込むことで塗料内部の金属が腐食していく可能性があります。

しかし傷が小さければ、修理を依頼する手間や費用をかけたくないと考える方も多いでしょう。

その場合はタッチアップペンを使ったDIY塗装が便利です。

タッチアップペンはハケが付いた小さな塗料で、誰でも傷の塗装ができます。

カー用品店に行けば1,000円以下で入手可能ですし、ディーラーでも2,000〜3,000円ほどで取り寄せが可能です。

美しく仕上げるためには、傷部分の脱脂を行って塗料の密着度を良くした後に重ね塗りが必要ですし、厚みを増した塗装部分を丁寧に削っていく作業も忘れずに行いましょう。

全塗装は楽しみながら

車のDIY全塗装の魅力は、何といってもディーラー純正にはない色に塗装できる点です。

ソリッド塗装のマットな質感など、他の車と違いを出したい場合にはDIY塗装が向いています。

DIY全塗装で業者による塗装ほどの耐久性を持たせるには手間も時間もかかりますが、今後も色変えを楽しみたいという場合はDIY塗装で十分ですし、そう簡単に剥がれ落ちてしまうことはありません。

工程としては塗装しない部分をマスキングし、塗料が定着しやすいようにボディをヤスリで削っていきます。

ボディに残っているワックスや油分で塗料を弾かないようにしっかりと脱脂し、下地を塗ったら希望色の塗装です。

ローラーやハケでも十分綺麗に塗ることが可能です。ムラのない仕上がりを求めるのであれば薄く重ね塗りすると良いでしょう。

DIY専用塗料はクリア塗装を重ねなくても綺麗に仕上がります。

軽トラック1台の全塗装1色で塗料が1万円弱、下地やハケなどを全て揃えても2万円以下で全塗装が可能です。

なお、塗装にかかる時間は1〜2日見ておいたほうが良いでしょう。

夏場は塗料の乾きが早いため、手早く塗装する必要が出てきます。

ですから初めて塗装にチャレンジする場合は暑い時期を避け、天気の良い日を選んで塗装しましょう。

車の塗装の仕上がりを重視するなら業者に依頼がベスト!

車の塗装は車の印象を大きく左右します。

まるで新車に買い替えたかのような美しい仕上がりを求めるのであれば、プロに依頼するのが確実です。

もし色変えを今後も楽しみたい場合や、個性的なカラーリングで周囲に差をつけたい場合はDIY塗装にチャレンジしてみても良いですね!

車はたとえ中古車でも安くはありません。1台の車をできるだけ長く楽しむために、車のメンテナンスとして塗装を取り入れてみてください。

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