タイヤ選びで走行音が変わる!?
タイヤの走行音が車の運転中に気になったことはありませんか。心当たりがある方は要注意!すり減っていて替え時が来ているのかもしれません。この記事ではうるさくなる原因から静粛性の高いものまで関連のあることを紹介しています。
運転中に意外と気になるのが走行音。
特に高速道路を走っているときなんかだと、
うるさく感じてしまう方も多いのではないだろうか。
特にワゴン車やセダンというのは、
他の車種に比べて音が反響しやすいため、
走行音が増幅してしまうのである。
走行音が気になったら、是非タイヤをチェックしてみてほしい。
タイヤを交換することで走行音が減ることがあるからだ。
静粛性の高いタイヤなら走行音も気にならなくなる
走行音が気になったときにチェックしたいのがタイヤ。
昔と比べれば、特に日本製のタイヤは静粛性が高いものが増えてきた。
静粛性が高いタイヤというのは、
もちろん値段もそれなりにするのだが。。。
走行音が気になったら、こういった静粛性が高いタイヤを使うのも一つの手だ。
もちろん、それ以外の機能にも優れているので、
走行音が気になる方はこういったタイヤを試してみてほしい。
走行音を発生させないタイヤ選び
しかし、だ。
誰しもが所謂高級タイヤとも呼ばれる、
静粛性の高いタイヤを買えるわけではないはずだ。
中には、
「そこまでタイヤには金をかけたくないが、できるだけ静かな走行音にしたい。」
と思う方もいるだろう。
そんな方のために、少しでも走行音を抑えるタイヤの選び方をお伝えしたいと思う。
走行音がうるさくなる原因
走行音がうるさくなる原因の一つに、
一つだけ異なるタイヤを使っている場合が挙げられる。
例えば、走行中にタイヤが一つだけパンクしてしまうことがある。
そのときに違う銘柄のタイヤに交換してしまうと、走行音を発生させる原因に。。。
実は、左右のタイヤの違いによって
タイヤが出している音同士が反響しやすくなってしまうのだ。
また、タイヤにはパターンというものがあるが、
同じパターンのタイヤでもピッチを変えることにより音を抑える効果が得られる。
つまり反響音を抑えられるので、走行音がしにくくなるのだ。
もちろんタイヤがパンクしたときに、
四輪すべてを交換することは不可能な場合もあるだろうが、
あまりにも走行音が気になるのであれば、
タイヤの銘柄を揃えるのも一つの手である。
走行音を気にするあまり、一番やってはいけないこと
突然の質問になるが、
車を運転しているとき、
前のタイヤから音がしていると思っていないだろうか?
答えはNO。
実は車を運転しているときにうるさいと感じるのは、
後ろのタイヤが原因なのだ。
前のタイヤというのは、車が動いているときには聞こえないのである。
(ただし、ハイブリッド車はエンジンが止まっているから、
前のタイヤの音が聞こえようになっている。)
そうなると、
「前は純正のタイヤのままで、
後ろのタイヤだけ静粛性の高いタイヤにしてみたら?」
と考える方もいるだろう。
しかし、これは一番やってはいけないパターンなのだ。
と言うのも、実は車というのは四輪すべて同じタイヤで走ることが前提として作られている。
もし前輪と後輪で違うタイヤを使ってしまうと、
タイヤのたわみが増えてしまったり、燃費が悪くなってしまったり、
グリップバランスが崩れる原因にもなり兼ねない…。
もちろん、走行音もうるさくなってしまう。
これでは本末転倒だ。
タイヤは原則、同じサイズ・同じメーカーのものを使うようにしよう。