新車付けタイヤとエコタイヤ、より優秀なのは?
新車のタイヤが一番いいという話を聞いたことはありませんか。その理由として納品時のものがいいと言われるのはバランス重視でお年寄りからお子さん連れの家族まであらゆる世代の人が使えるような性能になっているからだそうです。
「新車購入時に付いているタイヤが一番いい」
と聞いたことがないだろうか。
新車に付いてくるタイヤとは、いわゆる“純正装着タイヤ”とか
“新車装着タイヤ”のことだ。
この初めてのタイヤは自分で選べないことが多いが、
タイヤの寿命が来たら、必ず新車時と同じものに交換する必要はない。
サイズが合えば自分の好きなタイヤに付け替えられる。
また、世間は空前のエコブーム。
自分のこだわりで、または嫁や家族にせっつかれたりなどして、
できれば“エコタイヤ”を選びたい人も多いだろう。
近年、様々なメーカーからエコタイヤが販売されているが、
エコタイヤと新車付けのタイヤ、どちらが優秀なのだろうか?
目次
新車付けのタイヤはバランス性重視!
クルマを使う人格は1人だけではない。
男性と女性。若者からお年寄りまで。
クルマで高速道路をガンガン飛ばす人もいれば、
スーパーへ行くのに使う程度の人も…。
それぞれの使い道によって、ふさわしい性能を持ったタイヤがある。
新車付けのタイヤは「誰が、どこへ乗ってもOK」!
つまり、性能のバランスが高いレベルでとれている。
これが、新車付けのタイヤがベストと言われる理由だ。
様々なシチュエーションでの走行を想定して選ばれるから、
結果、エコタイヤじゃない場合もある。
エコタイヤは低燃費、経済性に特化している!
では、エコタイヤとはいったい何なのだろう?
エコタイヤとは、つまるところ低燃費タイヤのこと。
空気抵抗が少なかったり、タイヤの接地面が細かったり、
とにかくたくさん走れるよう、転がりやすい構造になっている。
少ないガソリンでたくさん走れるということは、
CO2の排出量が少ないから環境に優しい。
=エコ、というわけだ。
エコタイヤはそもそも燃費を始点にして開発されている。
経済性を重視するなら、エコタイヤが最も目的に合っているだろう。
自分の趣味嗜好に合わせたタイヤが欲しいのであれば、
そのターゲット層に向けて造られている市販一般品のタイヤを買う方が
効果はあるということだ!
これが、タイヤ選びの哲学!
新車付けのバランスの取れたタイヤなら、
あらゆるシチュエーションにおいて安定した走行を叶えてくれる。
“クルマの性格”、そして自分の“運転の性格”
これらにマッチするこだわりのタイヤを付けたなら、クルマは自分だけの無敵の相棒になる。
「新車付けだから」「エコだから」必ずしもベストとは限らない。
自らの運転スタイルに耳を傾けて決めるのが、タイヤ選びの真のコツだ。