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タイヤを知る

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正しいタイヤの知識を身につけ、楽しいカーライフを手に入れましょう。

【タイヤ/扁平率】扁平率の違いによるメリット・デメリットとは?見た目以外にも様々な影響が!

2019.05.27 (Mon)

タイヤの扁平率について知っておこう

車の重さを支えながら走らせるタイヤは車の最も重要な部品の一つです。タイヤが変わると車の印象も大きく変化するため、初心者でもタイヤのドレスアップにチャレンジする方は多いようですが正しい知識を持っていないと危険を招くことにもなりかねません。

ここではタイヤの扁平率が変化するとどのようなメリットやデメリットがあるのかなど、タイヤの扁平率について詳しくご説明します。

 

タイヤの扁平率とは

タイヤの扁平率とは一言で言ってしまえばタイヤのゴム部分の厚みのことです。計算式でいうとタイヤの高さ÷タイヤ断面幅×100で求められますが、一般的にタイヤの扁平率はタイヤのサイドウォールに記載されています。

 

ドレスアップの定番、インチアップにも扁平率は関係している

インチアップはホイールの存在感が大きくなり圧倒的に車の存在感が増すので取り入れている方も多くいると思います。

インチアップはタイヤの外径を変えずにリム径をアップさせることを指しますが、これはタイヤの扁平率を下げている状態です。

 

低扁平タイヤが流行!?

かつてはスポーツモデルでも扁平率は高かった

かつてタイヤの扁平率はなんと国によって統一されていたことをご存じでしょうか。日本において1960年代ごろは扁平率82%という今ではあまり見ない高さの扁平率に統一され、乗用車のほとんどのタイヤがこの扁平率だったのです。

その後1970年代になると70%のものが登場し、スポーツモデルに使用されるようになっていきます。これはランボルギーニのカウンタックやフェラーリ・512BBなどの海外のスーパーカーがもてはやされた空前のスーパーカーブームに後押しされたといわれています。

日本ではこのころは国産車には国産タイヤのみの純正使用が認められていたため、これについて諸外国が海外製品排除のための政策だと声を上げたことで国産車も輸入タイヤが純正使用できるようになり、これを契機に日本でもタイヤの低扁平化が始まったという歴史があります。

 

現在の主流は低扁平タイヤ

近年タイヤの扁平率はどんどん下がり、スポーツ性能を売りにしているわけではないタイプのセダンやミニバンなどでも50%台、スポーツグレードなどになると40%台はもちろん、ニュルブルクリンク北コースでFF市販車最速ラップを記録したホンダ・シビックタイプRなどは30%という驚きの扁平率の低さです。

70年代のフェラーリやランボルギーニが60~70%の扁平率のタイヤを履いていたことを思うと時代は移り変わったことを実感しますね。

 

低扁平タイヤが流行する理由

低扁平タイヤが受け入れられて一般化していったのはやはりルックスの良さが大きいでしょう。

高扁平タイヤに比べると低扁平タイヤは一見してタイヤのゴム部分の面積が少なくホイールの存在感が際立つため、エクステリアの印象が大きく変わります。

エクステリアのデザインは車選びの第一印象になるとても大切な部分です。次々と新型車が登場している現在、その中で少しでも消費者の意識を引っ張ろうと思ったらインパクトのある足回りは大きなアピールポイントになり得るでしょう。

車に詳しくない消費者の中には低扁平タイヤとは知らずに低扁平タイヤを選んでいることもあるかと思います。

サーキット走行を想定しているようなシビアな走行性能を必要としている車以外にも低扁平タイヤが使用されるようになったのはそういう理由があったのです。

 

タイヤの扁平率を変えるには

インチアップ

先にも少し述べましたが、タイヤの扁平率を変える手段として最も一般的なのがインチアップでしょう。

インチアップではタイヤの外形を変えずにリムのサイズをアップするので、タイヤのゴム部分は伸ばされて必然的に薄くなるのでタイヤの扁平率が低くなります。

タイヤのドレスアップで最も一般的な方法です。

 

インチダウン

インチダウンはインチアップとは逆にタイヤの外径を変えずにリム径を小さくすることをいいますが、インチダウンはスタッドレスタイヤに変更する際に行なわれることが多いですね。

タイヤは基本的にサイズが小さくなると価格も比例して安くなるので、一般的なタイヤと比較して高額になりがちなスタッドレスタイヤをインチダウンすることで価格を抑えるというメリットがあるからです。

またインチダウンによってタイヤの扁平率が高くなるとタイヤ幅が細くなり、その分タイヤの接地面積が減るため車の重量が一点に集まるようになり接地圧がアップします。そのため滑りやすい雪道でも滑りにくくなるという効果もあります。

 

引っ張りタイヤ

タイヤ幅を変更してしまうのもタイヤの扁平率を下げる一つの方法です。リムの適正サイズよりも細いタイヤを使用すると、タイヤを引っ張るような形になりタイヤのサイドウォールの高さは低くなり、タイヤの扁平率は下がります。

販売されている低扁平タイヤは高価なものが多いですが、引っ張りタイヤにするのであれば特別高価な低扁平タイヤを使用せずに低扁平化することも可能です。

しかし空気圧の管理の難しさや純正サイズではないためリムから外れやすい、という問題もあるようです。

 

扁平率が高い場合のメリット・デメリット

では、扁平率が高いタイヤのメリットやデメリットをまず見ていきましょう。

 

メリット1.乗り心地がいい

タイヤの扁平率が高くなるとタイヤのゴムの部分が厚くなりクッション性がアップするので、路面の小石やでこぼこなどの衝撃を吸収しやすくなるため乗り心地が良くなる傾向があります。

 

メリット2.燃費向上

タイヤの扁平率が高い状態ではタイヤの接地面が小さくなり、扁平率が低い場合よりも転がり抵抗が少なくなるため燃費が良くなることが期待できます。経済的なメリットもそうですが、この時代においてエコフレンドリーであることは重要です。

 

デメリット1.コーナリング性能では低扁平タイヤに劣る

扁平率が高くなるほど接地面は少なくなるうえ、タイヤがよれやすくなるのでコーナリング時のハンドリング性能は低扁平タイヤに劣るといえるでしょう。

特にスポーツ走行には向かないと考えたほうがよさそうです。

 

デメリット2.見た目が良くない

見た目が良くないというよりも低扁平タイヤのようなルックスの良さは持たない、といった印象でしょうか。

純正のタイヤはもともとボディとのバランスが考えられているのでかっこ悪い、ということはありませんがよりスタイリッシュさを求めるのであれば低扁平タイヤに軍配があがる、といったところでしょう。

 

扁平率が低い場合のメリット・デメリット

では扁平率の低い低扁平タイヤにはどういったメリットやデメリットがあるのでしょうか。

 

メリット1.ルックスが良くなる

タイヤの扁平率が低くなるとタイヤのゴム部分よりもホイールが目立つようになり、見た目のスタイリッシュさがアップします。特にデザイン性の高いホイールを使用している場合はデザインを引き立てる効果も。

低扁平率のタイヤのシャープなルックスがインチアップ人気を支えているといっても過言ではないでしょう。

 

メリット2.ハンドリングの応答性が高くなる

タイヤの扁平率が低くなるとタイヤの接地面積が増え、高速走行時における安定性がアップするほかハンドリングが機敏になり、コーナリング性能がアップする傾向があります。そのためスポーツモデルでは低扁平タイヤが使用されていることがほとんどです。

 

デメリット1.乗り心地は低下

タイヤの扁平率が高くなるとタイヤの中の空気の量が少なくなるので、タイヤのクッション性が低くなり路面の衝撃を拾いやすくなるため乗り心地は悪化します。

 

デメリット2.燃費性能の低下

低扁平化することでタイヤの幅が横に広がり接地面積が広がります。そのため接地面積の広さがそのまま転がり抵抗の高さにつながることに加え、インチアップの場合はホイールのサイズアップで重量も増すため、燃費性能は低下する傾向にあるといえるでしょう。

 

タイヤの低扁平化にあたって気を付けたいポイント

インチアップなどでタイヤの扁平率を下げる場合には注意しておくべき点があります。

 

運転面への影響

タイヤを低扁平化するとそれまでのハンドリングと感覚が変わるので運転の際には注意が必要です。コーナリング時などにハンドルが重くなったり、それまでよりもハンドリング操作が機敏になったりするので慣れるまでは慎重に運転を行うようにしましょう。

 

空気圧の管理

扁平率が小さいということはタイヤ内の空気の量も少ないということになります。正常なタイヤであってもタイヤの空気は自然に少しずつ抜けていくので、もともと空気の容量の少ない扁平率の低いタイヤは空気圧不足に陥りやすいといわれています。

空気圧が低下した状態で段差などの衝撃を受けるとセパレーションを起こしたりする可能性もあるので、こまめに空気圧をチェックするようにしてください。

 

タイヤ外径、ロードインデックス

インチアップなどで低扁平化を図る場合はタイヤの外径を変えないことが大切。タイヤの外径が変化すると速度計に誤差が現れるようになり危険です。誤差が大きくなると車検にも通らなくなります。

またロードインデックスにも注意しましょう。ロードインデックスはタイヤが耐えられる負荷の指数です。純正タイヤよりロードインデックスが低いタイヤに変えてしまうとタイヤが車の負荷に耐え切れず、バーストしてしまう可能性があります。

タイヤサイズを変更する際にはタイヤの外径は変えず、ロードインデックスは純正タイヤと同じかそれ以上のものを選ぶ用意してください。

 

終わりに

タイヤの扁平率に関するメリット・デメリットなどをご紹介しました。それぞれの特徴を把握して、自分の求めるタイヤの性能、そしてルックスにぴったりくるものを選んでみてはいかがでしょうか。

安全で快適なカーライフのためにも、正しい知識を持ってタイヤ選びやドレスアップを楽しんでください。

この記事を書いた人

編集者編集者
TIREHOOD MAGAZINE編集部

タイヤの基本から豆知識、お役立ち情報を紹介!
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