公開日:2017.08.18 更新日: 2019.01.11

大切なタイヤのホイールを盗難から守るための事前対策・事後対策を伝授!

タイヤのホイールを窃盗から守るための事前対策と事後対策を紹介しています。車体そのものはもちろん車上荒らしやカーオーディオなど部分的なものだけをとって行く泥棒もおり、外装パーツは防犯しにくいとも言われいるようです。

A male changing a tire quickly

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車にはさまざまな盗難のリスクがつきものです。
車体そのものはもちろん、車上荒らしやカーオーディオなど、その狙いは多様化しています。
中でも意外と対策がされていないのが「アルミホイール」。
車にカギを掛けていたとしても、
外装パーツの一つであるアルミホイールについては防犯対策として意味を成しません。
今回は、アルミホイールの盗難にあいやすい時間帯や場所、
盗難を防ぐために効果的な方法などを具体的にご紹介していきます。

そもそもなんで盗難するの?

ホイールを盗難する理由の多くが
「換金」目的であると言われています。
車のアルミホイールは高価なものは数十万円以上するものもあり、
それをオークションサイトなどで転売することによって荒稼ぎすることができます。

また、アルミホイールそのものの価値はそれほど高くなくても、
原材料である金属を転売することによって利益を得ることもできます。
この場合、個人の自動車よりは自動車整備工場やカー用品店から
大量にアルミホイールを盗まれるというケースが非常に多いです。
特に近年、アルミの取引価格が上昇傾向にある中、
このような被害は徐々に多くなってきています。

盗難されやすい時間帯・場所

アルミホイールに限ったことではありませんが、
盗難被害にあう時間帯は日中の明るい時間帯よりは
早朝や深夜などの人目につきにくい時間帯が圧倒的に多い傾向にあります。

また、雨が降っていたり大雪の日などは
多くの人が外に出歩きたがらない心理が働きますが、
それを逆手にとった犯人もいます。
日中であっても極端に天候の悪い日なども十分に注意が必要です。

盗難被害にあいやすい場所としては、
屋外の人目につきにくい駐車場は特に危険です。
マンションやアパートなどは防犯カメラが付いている物件も多くなってきていますが、
その死角となるような場所も犯人は把握しています。
さらに、イモビライザーやタイヤロックなどの
防犯対策を施していない車も狙われやすい傾向にあるため注意が必要です。

盗難防止の事前対策

アルミホイールの盗難を防ぐためには十分な対策をとっておく必要があります。
最も効果的なのが「タイヤロック」で、
これを解除するためには解錠するかホイールそのものを破壊するしかありません。
タイヤロックは外見上からも一目で分かるため、
盗難に対しては強い抑止力となります。
ホイールの盗難対策として挙げられる「ロックナット」もありますが、
ホイールレンチがあればナットを緩めることができてしまうため
タイヤロックに比べると効果は限定的といえます。
ただし、「マックガード」とよばれるロックナットは
それぞれの個体によってキーパターンが違うため、
通常のロックナットに比べて高いセキュリティを確保しています。
この他、防犯カメラを個別に付けるということも抑止力につながります。

しかし、これらの方法はいずれもお金がかかってしまいます。
お金をかけずに手軽に対策する方法としては、
まず第一に「人通りの多い駐車場を選ぶ」ということ。
犯人にとって最大の抑止となるのは何よりも「人間の目」です。
駐車場を選ぶことができる場合は、
大通りに近い場所を選ぶようにしましょう。
また、駐車する際には「壁に寄せて駐車する」という方法も有効です。
壁寄りのほうが盗難する際の作業スペースを確保することが困難となります。
同じ理由で駐車する際にはハンドルを左右どちらかに切った状態で停めることで、
ジャッキアップしてもホイールを取り出すことが困難になるため、
手軽な対策方法といえます。

万が一盗難されてしまった場合の対策も考えておこう

入念に盗難対策を行っていたとしても、
外出先など思わぬタイミングで盗まれてしまうことも考えられます。
そのようなケースも考慮し、
万が一盗まれてしまった場合の対策も取っておく必要があります。

まずは最も重要なのが「車両保険」です。
盗難にあった場合、盗まれたホイールが戻ってくることは高い確率でありません。
車両保険に入っておくと、
万が一盗難にあったとしても保障を受けられることもあります。

また、ホイールの裏側などに自分のものであると分かるようなサインや目印を付けておいたり、
ホイールの製造ナンバーや、ホイールに付いた特徴的な傷の写真を撮っておくという方法も有効です。

これらは、万が一盗難にあった後にオークション等で出品が確認できた場合、
盗難にあったものであるという重要な証拠になります。

まとめ

当然のことながら、高価なアルミホイールほど盗難のリスクは高くなります。
二重三重の防犯対策を行っていたとしても、
さまざまな手段を使って盗みを働く犯人も少なくありません。
そのような中で、アルミホイールの盗難を防ぐための防犯対策はもちろん、
万が一盗まれてしまった場合の対策も考えておくことも重要といえます。
今回ご紹介してきた方法を参考に、
あなたの大切なマイカーとホイールを盗難被害にあわないように十分注意しましょう。

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