公開日:2019.10.07 更新日: 2022.01.20

おすすめのタイヤワックスを紹介!効果的な使い方とは?ホイールに付着したり固形化した時の対処方法は?

タイヤが美しくツヤめいていると、手入れが行き届いている印象を与え、高級感が生まれます。

しかし、タイヤは最も汚れやすい役割を持つため、何もしないとツヤは失われて汚れてしまうでしょう。

タイヤのツヤを維持するために役立つのがタイヤワックスです。

また、ツヤ出し以外の効果も期待できます。

本記事ではタイヤワックスのおすすめ商品を紹介するとともに、効果的に使えるコツをお伝えします。

これからタイヤワックスの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

タイヤワックスの効果

タイヤワックスを使うとどんなメリットがあるのでしょうか?

また、様々なタイプの製品が発売されていますが、どのように選べばいいのでしょうか?

まずはタイヤワックスの基本情報を見ていきましょう。

ツヤ出し効果

ピカピカと輝くショールームの新車のボディには、カーワックスなどによるツヤ出しがされています。

そして、タイヤにも同様に美しく見せるためのツヤ出しが施されているのです。

また、車を大切にしているユーザーを見ると、ボディだけでなくタイヤも美しい輝きをまとっています。

ボディだけでなくタイヤまでしっかりと手入れすることで、美しい見た目で魅了することができるでしょう。

ツヤ出しに使われるのはタイヤ専用のタイヤワックスです。タイヤを美しく見せるだけでなく、様々な効果が期待できます

汚れや傷を防ぐ効果

タイヤワックスを使うとタイヤの表面が薄くコーティングされます。このコーティングが走行中の汚れや傷から守ってくれるのです。

ただ美しくするだけでなく、その後まで効果は続きます。

タイヤワックスを選ぶ際は仕上がりも重要ですが、効果の持続性や使い勝手も視野に入れると良いでしょう。

タイヤの寿命を延ばす効果

タイヤの寿命は約4から5年といわれています。使い方によってはもっと早く消耗してしまうでしょう。

日常的に受ける傷の積み重ねはタイヤの寿命へ影響を及ぼします。

また、タイヤワックスによっては劣化を防ぐ成分を含む商品もあります。

タイヤワックスには、タイヤを長く使うためのケア用品としての役割もあるのです。

油性と水性で効果が変わる

タイヤワックスは水性・油性の2種類があります。この2種類のワックスは対極の性質を持ち、使い勝手が大きく変わります。

そのため、タイヤワックスを選ぶ際の重要なチェックポイントともいえるでしょう。

ここからは水性・油性ごとの特徴を解説していきます。

水性ワックスの特徴

まずは水性ワックスの特徴から見ていきましょう。

水性ワックスは水で溶けることが最大の特徴です。

主な性質

主な性質は以下のとおりです。

  • 定着に時間がかかる
  • すぐに拭き取ることができる
  • 雨で流れやすい

タイヤ以外の場所にワックスが付着すると、シミの原因になります。

水性ワックスはすぐには定着しないため、誤って付着しても拭き取ることが可能です。

初心者でも失敗なく塗ることができるでしょう。

ですが、雨で流れてしまうので、こまめな塗り直しが必要という点で手間かもしれません。

タイヤに優しい

水性ワックスはタイヤに優しいです。

タイヤのゴムは油分に弱く、油性ワックスだと劣化させてしまうこともあります。

水性ワックスであれば油分を一切含まないので、こうした心配がありません。

タイヤの寿命を延ばすことをが最重要の場合は、油性ワックスより水性ワックスがおすすめです。

油性ワックスの特徴

次に油性ワックスの特徴を見ていきましょう。

油分は水をしっかりと弾く性質を持ち、それがメリットにもデメリットにもなります。

主な性質

油性ワックスは油分を含むため、水性ワックスと真逆の性質を持ちます。主な性質は以下のとおりです。

  • 仕上がりが美しい
  • 効果が長く持続する
  • 拭き取ることが困難
  • タイヤを劣化させることがある

ピタッと密着するので仕上がりが美しく、効果も長く持続します

ですが、落ちにくさが裏目にでることも。誤ってボディにつければそのままシミになってしまいかねません

油分は水では流れず、洗剤を使用して入念に洗い流す必要があるのです。

そして、油性ワックスに含まれる油分が残ったまま古くなり、タイヤを劣化させてしまうこともあります

中級者から上級者の、使い慣れた方におすすめです。

なぜ油分がタイヤを劣化させるのか?

実はタイヤ自体にも油分は含まれ、グリップ力が発揮される場面でタイヤの形状を保つ効果があります。

ですが、油性ワックスのコーティングはタイヤが本来持つ油脂さえも中に閉じ込められてしまうのです。

これにより走行中のタイヤへの保護機能が落ちてしまいます。

また、油性はいつまでも排出されず内部で古くなってしまい、劣化が進む恐れがあるでしょう。

タイプで選ぶ

タイヤワックスは主に、スプレー・スポンジ・泡の3タイプがあります。

それぞれの特徴を知り、どのタイプが自分に合っているか考えてみましょう。

スプレー

スプレーで噴射するタイプなら、手軽にタイヤに吹きかけることができます。お手入れが簡単になるでしょう。

しかし、デメリットもあります。

ミストはコントロールが難しく、ホイールやボディに付着してシミの原因になりうるでしょう

スポンジ

スポンジにしみこませて使うタイプなら、手作業なので思った通りの場所に塗り広げることができます。

手間はかかりますが、丁寧に細部までお手入れしやすいでしょう。

泡も水とワックスを混ぜて泡状にし、布やスポンジにつけるタイプです。

こちらも同様に手間がかかりますが、細部まで行き届き、他の場所に付着する心配がありません。

タイヤワックスの使い方

タイヤワックスの使い方は基本的に以下の手順です。

  1. 汚れを落とす
  2. タイヤワックスを塗る
  3. 乾拭きする

詳しく見ていきましょう。

汚れを落とす

汚れの上からワックスを重ねてしまうと、汚れがワックスの浸透を妨げます。

「タイヤワックスをつけたのに、全然効果が実感できない」という場合は汚れを落とせていないことが原因かもしれません。

しっかりと汚れを落として乾かしましょう。

タイヤワックスをつける

ワックスはタイヤ以外の場所につけないように十分注意して下さい。

付着すればホイールやボディへのシミの原因になってしまいます。

乾拭きする

ワックスを塗った後はしばらく時間をおいて定着させます。その後、余分なワックスを拭き取りましょう。

拭き取らないとムラの原因になります。

また、ワックスを塗る時に使用した布ではなく、乾いた布を使用しましょう

タイヤワックスのおすすめ商品紹介

おすすめのタイヤワックスを紹介します。

スプレータイプ・スポンジタイプごとにオススメのタイヤワックスを厳選しました。

オカモト産業(CARALL) タイヤワックス

 


オカモト産業(CARALL) タイヤワックス タイヤのつや出しワックス 2066

岡本産業のタイヤワックスは、手軽なスプレータイプのワックス。紫外線吸収剤を配合しているのがポイントです。

紫外線はタイヤのゴムを劣化させる要因の一つですが、このワックスを塗ることで予防できます。いわばタイヤの日焼け止めのようなものです。

石油系溶剤(油分)不使用で、初心者の方でも手軽に使えるタイヤワックスです。

シュアラスター タイヤケア タイヤワックス

シュアラスター タイヤケア [水性 黒味] タイヤワックス SurLuster S-67

シュアラスターのタイヤワックスはスポンジにとって使うスポンジタイプです。

スプレータイプのようにホイールやボディに付着する心配がありません。

また、とろみのある乳液タイプという点もこの製品の特徴です。「液だれ」を防ぐ効果を持ち、ストレスフリーで使用できます。

AdlaS アドラス 水性タイヤワックスType1

AdlaS アドラス 水性タイヤワックスType1 新開発新配合 タイヤの黒・ツヤ・撥水超持続タイプ タイヤに優しい水性タイヤコーティング剤

アドラスのタイヤワックスには独自開発成分であるである特殊シリコンが配合されています。

これにより、タイヤが本来持つ自然なツヤと撥水効果を長期間持続することができるでしょう。国内生産なので安心感もあります。

より効果的に使うコツ

タイヤワックスは使い方によってさらにその効果を発揮することも可能です。

せっかくお手入れするならしっかりと効果を持続できるようにしましょう。

タイヤワックスを効果的に使うコツを紹介します。

タイヤの汚れをしっかり落とすには?

まず、タイヤの汚れをしっかりと落とすことが最重要です。

その具体的な方法は2つあります。

  • 高圧洗浄機を使う
  • タイヤ用洗剤を使う

高圧洗浄機はレンタル品などもあります。一度試してから購入を検討してもいいでしょう。

また、油分を含む汚れは「洗剤」の使用が必須です。古い油性ワックスを除去するときにも活用できます。

ムラなく均等に

タイヤワックスはまんべんなく全体に均等につけるようにしましょう。

特にスポンジタイプのワックスは全体的に塗れていない場合があります。

また、一部塗れていない部分があると効果はさらに落ちます。

ボディなどに付いたら、すぐにふき取る

タイヤ専用の成分はボディやホイールには悪影響を及ぼします。少しでも付着したら速やかに拭き取りましょう。

乾く前に拭き取れば、シミの発生を抑えることができます。

石油系溶剤を使った油性タイプは特に定着が早く、拭き取ってもシミが残る可能性があるのでよく注意しましょう。

タイヤワックスが固まってしまったら?

注意していてもホイールなどについて固着していまうこともあるでしょう。

また、タイヤワックスを何度も使用するうちにこびりついてしまう場合もあります。

耐久性の強いタイヤワックスほどのこのリスクを伴います。

固着してすぐの場合は、まずは水で洗い流してください。

それでも落ちない場合はスポンジなどで力を入れて擦ってみます。

固い素材のスポンジを使うと傷がつくので十分に注意して下さい。

スポンジを使う際は前述したタイヤ用洗剤を使うことで、油分にアプローチできます。

ですが古くこびりついたタイヤワックスの場合、タイヤ本体を傷つける可能性もあるでしょう。

ここまで試しても落ちない場合、車の整備を行う業者に相談するのが良いでしょう。

タイヤワックスでタイヤをきれいにしよう

今回はタイヤワックスおすすめの商品、タイヤワックスの種類、タイヤワックスの使い方を紹介しました。

タイヤワックスは水性・油性に大別されます。使い勝手を考えてどちらのタイプを選ぶか決めるとよいでしょう。

また、スプレー・スポンジ・泡によっても作業の手軽さが変わります。

今回紹介した商品はどれも水性ワックスで、初心者でも扱いやすいタイヤワックスです。

タイヤワックスの使用を考えている方は今回紹介した商品を選んでみてはいかがでしょうか。

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