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オートテストって何?

2019.01.30 (Wed)

モータースポーツ、と聞くと一般人の私たちには縁遠い競技であるように感じられます。実際、フォミューラ、カート、ラリーといったレースには巨額の費用が投じられますし、ドライバーにも一流アスリート並みの身体能力が求められます。

F1やWRCといった世界トップクラスのレースともなると、ドライバーの年俸は数十億円にものぼります。スポンサーにも名だたる企業が名を連ね、観客は熱狂的にレースを楽しみます。

ところで、一般人の私たちでも手軽にモータースポーツに参加できるオートテストという競技をご存じでしょうか。オートテストはJAF(日本自動車連盟)が2015年から実施するようになった、最も手軽なモータースポーツです。

始まって日が浅いためまだ知名度は高くありませんが、参加すると国内Bライセンスという資格を申請できるなど、モータースポーツの入り口として設けられたイベントです。

Autotest1

Autotest1

オートテストとは?

オートテストは、2015年からJAFが主催しているモータースポーツの入門イベントです。全国各地でオートテストが開催されており、必要なものは普通免許とマイカーだけです。つまり手ぶらで参加できるモータースポーツなのです。

また、オートテストは「競技」というよりは「運転を楽しむ」ということにスポットを当てた、お遊び的なイベントであることを標榜しています。オートテストがどのくらいお遊び的なイベントであるか、これからご紹介しましょう。

通常、国内で開催されるレースに参加するためには、最低でも国内BライセンスというJAFが発行する資格を取得する必要があります。ですがオートテストでは国内Bライセンスが不要。

それどころか、グローブもヘルメットも必要なく、夏場で暑いということであればハーフパンツにTシャツという格好で参加してもよいのです。さらに、1台で複数名の参加登録も可能で、助手席に同乗者を伴うこともできます。

ちなみに参加車両の条件も車検をパスしていることのみ。軽自動車でももちろん参加できますし、なんとマイクロバスでオートテストに参加するツワモノもいらっしゃるようです。

オートテストはスタートからゴールまでのタイムを測定することがほとんどですが、重要なことはタイムではありません。まず、最高速度が50km/hを超えないようにコースが設定されています。

加えて、スラロームを正確に走り抜ける、前輪か後輪のいずれかが規定のラインを通過する、車庫入れのようにバックギアに入れ替えて方向転換する、といった正確な運転技術が求められるコースレイアウトになっています。

その時々で細かなルールは異なりますが、コースに設置されたパイロン(三角コーン)に接触したり倒したりしたらペナルティが課せられます。一旦停止が求められるポイントもあり、もちろん違反したらペナルティ。これらペナルティの影響はタイムよりも大きく設定されており、このことからも「速く走る」ことより「正確に走る」ことが求められていると分かります。

スラロームやライン通過と聞くと難しそうに思えますが、オートテストの会場は多くが大型ショッピングモールの駐車場など、かなり限られた広さに設定されており、最大でも 200m x 200m しかありません。

また、コースレイアウトも最低限で単純なものです。コースレイアウトは事前に公表されるため、予習しておくこともできます。

まさにお遊び的なイベントですが、オートテストに参加して完走すれば、JAFが発行する国内Bライセンスを申請することもできるようになります。

申し込みはどうすればいいの?費用は?

JAFオートテストの公式サイトに、直近のJAFが公認するオートテストの開催スケジュールが掲載されています。ときどきチェックし、お近くで開催されるときにはぜひ申し込んでみてください。事前の申し込みで定員を超えなかったときは、当日に飛び入り参加することもできるようです。

参加資格はいたってシンプル。当日有効な運転免許証を有しており、車検を通過した車両で参加することだけです。レースにありがちなヘルメットやグローブは必要ありません。同一車両で複数名が参加することもできます。

Autotest2

Autotest2

ちなみに同乗者にはお子様を乗せることだってできます(6歳以上、かつ身長140cm以上という制限はあります)。開催日時もほとんど土日ですから、ご家族で参加し、親御さんのちょっと良いところをお子様に見せてあげる、ということも……?

参加料は会場にもよりますが、4,000円程度の場合が多く、時には2,000円と、とてもリーズナブルに設定されています。国内Bライセンスの申請には別途申請料が必要で、JAF個人会員であるか、当日にJAF個人会員に入会する必要があります。

もしもの際の保険ですが、こちらは参加者が個別に任意保険に加入している必要があり、主催者は責任を負うことができませんのでご注意を。

多くの方は自動車保険に加入なさっているでしょうが、オートテストのような競技の際にも保険が適用されるかどうか、念のため確認しておいた方が良いでしょう。

ちなみに、オートテストの主催者は会場によって異なり、JAFはオートテストを「公認」している形になっています。

JAF公認でないオートテストもありますので、楽しむついでに国内Bライセンスも欲しい、という方は「国内Bライセンスが取得できる」あるいは「JAF公認」と明記されているかどうかご注意ください。

オートテストの次はジムカーナへ

公道でレースのような走行を試みることはできませんから、レースに挑戦したことの無い方にとっては、オートテストでも意外なほどにスリリングな経験ができます。8の字の旋回、車長プラスアルファほどの間隔しかない連続スラローム、バックギアと前進ギアの素早い切り替えなど、普段とはまったく異なる車の運転にチャレンジできます。

ですが、オートテストのコースは安全第一に配慮されていますし、コースのレイアウトもかなり単純です。参加してみたけれど物足りない、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときにはオートテストを完走したのちに国内Bライセンスを申請・取得して、次のステップであるジムカーナへ参加してみてはいかがでしょうか。

ジムカーナはイギリス発祥のモータースポーツで、オートテストの親のような存在です。舗装された路面にパイロンを並べてコースを作り、普段使っている車で参加します。

ジムカーナはより競技性が高く、コースレイアウトも複雑です。全日本選手権や、全日本選手権に参加するための予選が各地で開催されるなど、よりスポーツ性が高くなっています。

なお、日本国内で開催されるJAF公認のジムカーナへ参加するためには、国内Bライセンスが必要になります。普通、国内Bライセンスを取得するためにはJAF公認の講習を受講する必要があるのですが、オートテストに参加して完走すれば申請資格が得られます。

ライセンス保有者には「JAFスポーツ誌」という JAF Mate のモータースポーツ版が送られるようになりますので、資格を持つだけでなく、ライセンス保有者だけに届く情報誌が読めるという点も嬉しいところです。

まとめ

Autotest3

Autotest3

今回はオートテストについてご紹介しました。せっかく車を持っているのであれば、時には運転技術を試してみたくなるのが人情です。

ですが当然ながら、公道でスポーティな走行を試みることは危険です。一方で、ジムカーナなどの入門スポーツでさえJAFの国内Bライセンスが必要となるなど、モータースポーツは敷居が高いものです。

その点、オートテストであれば低速域ながらモータースポーツさながらの忙しく正確な操作を体験できますし、特別な装備や資格を持つこともなくマイカーひとつで参加できます。

また、参加して完走すれば国内Bライセンスを取得できますので、モータースポーツの初歩の初歩として最適です。お近くで開催されるときは、ぜひとも日程を調整して参加し、車を楽しんでみてください。

この記事を書いた人

編集者編集者
TIREHOOD MAGAZINE編集部

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