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タイヤを知る

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夏に向けスタッドレスタイヤを適切に保管しよう!

2019.05.21 (Tue)

そろそろ夏も近づいてきました。既にスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えたという方がほとんどでしょう。オフシーズンの間、保管方法によってはスタッドレスタイヤの寿命が縮んでしまうことをご存じでしょうか?

特に夏場はタイヤがダメージを受けやすい環境が生まれやすくなります。紫外線や高温高湿の環境に晒されると、タイヤが大きなダメージを受けてしまい、使用期限を迎えていなくても使用不能になってしまう可能性があります。

今回は夏場に注意したい、スタッドレスタイヤの保管方法について解説します。

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タイヤの天敵!夏場の紫外線と高温高湿

タイヤは様々な物質に反応して化学変化を起こしやすい化学製品なのですが、特に紫外線と高温高湿はタイヤの天敵と言ってよく、タイヤに大きなダメージを与えてしまいます。

スタッドレスタイヤのトレッド面は、ノーマルタイヤに比べて柔らかい素材で作られています。スタッドレスタイヤとノーマルタイヤのトレッド面を指先で強く押してみると、どれくらい柔らかいか体感できるほどです。

スタッドレスタイヤのトレッド面が柔らかいのは、凍結した路面におけるわずかな凹凸をしっかりと捉えるためです。ですが紫外線や高温高湿に晒されると、スタッドレスタイヤのゴムが硬く脆く変化してしまい、スタッドレスタイヤが持つ本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

特に夏場は日差しが強くなり、紫外線の量が増します。また、日本の夏は雨が多いため、高温に加えて湿度の高い環境になりがちです。このような環境でスタッドレスタイヤを保管するときは、それなりの配慮が必要になります。

スタッドレスタイヤの最適な保管場所はズバリ、ガレージの中です。湿気と紫外線をカットしてくれるタイヤカバーを被せておけば、より安心です。少し値が張りますが、タイヤカバーはUVカット仕様のものを選ぶと良いでしょう。

ガレージをお持ちでない場合、北側に面した庭がお勧めの保管場所です。雨による湿気を防ぐために、タイヤカバーは必須です。なお、エアコンの室外機などに内蔵されているモーターから発生するオゾンはタイヤのゴムにダメージを与えてしまいます。

エアコンの室外機は夏場には高温となりますから、高温を避けるという観点からも、室外機から離れた場所へ保管することが望ましいでしょう。

日当たりの良い庭、あるいはベランダであっても、タイヤ用物置を利用することで紫外線や湿気を避けることができます。夏場は高温になるため、日陰となる場所に設置するか、すだれなどを利用して日陰を作ってあげると良いでしょう。タイヤ用物置はジャッキやレンチといった車用の工具を収納することもできます。

タイヤ用の物置はいささか値が張るため、タイヤラックで済ませたい、という方もいらっしゃることでしょう。その場合、紫外線と湿気を避けるため、UVカット仕様のタイヤカバーを被せておきましょう。

スタッドレスタイヤは着用しているシーズンより着用していないシーズンの方が長くなりがちです。いずれの保管方法を選ぶにしても、夏場の強い紫外線や高温高湿の環境を避ける、という基本を念頭に置きましょう。

なお、スタッドレスタイヤに限らず、ノーマルタイヤにとっても夏場の強力な紫外線や高温高湿は天敵です。なるべく日陰に駐車する、なるべく高温高湿の環境を避ける、という配慮を心がけましょう。

スタッドレスタイヤを保管する前に

オフシーズンを迎えたスタッドレスタイヤは、保管する前によく洗いましょう。特に冬場には路面の凍結を防ぐため、融雪剤として塩化カルシウムがしばしば散布されます。タイヤそのものにはあまり影響を与えないと言われていますが、車体の金属部品やホイールに塩化カルシウムが接触すると錆びやすくなります。

スタッドレスタイヤに付着した融雪剤を落とすことで、ホイールへの影響を最小限に留めましょう。

スタッドレスタイヤを洗う際、洗剤などは必要ありません。水かぬるま湯をかけ、ナイロン製の柔らかいブラシで軽くこすってください。また、スタッドレスタイヤの溝やサイプに小石や泥といった異物が挟まっていたら注意深く取り除きましょう。異物をそのままにしておくとタイヤに深く食い込み、パンクやバーストの原因となってしまいます。

ただし、釘などの尖った異物が既に深く食い込んでいる場合はうかつに抜かず、カー用品店などに持ち込みましょう。深く食い込んだ異物を抜いてしまうと、いっきに空気が抜けてしまう可能性があります。

スタッドレスタイヤを洗った後、艶出し剤や市販の保護材を使いたくなる方もいらっしゃることでしょう。ですがタイヤには製造時から保護材が配合されており、走行時の変形に伴って徐々にタイヤ表面へ染み出し、タイヤの表面が守られるようになっています。

したがって、艶出し剤や保護剤は基本的に不要です。油性の場合、むしろタイヤの保護材を余計に染み出させてしまうことさえあります。

置き方にも要注意

まず、保管中のタイヤの劣化を防ぐために空気圧を下げておきましょう。空気が入っているということは、常にタイヤへ圧力がかかっているということに他なりません。空気圧が必要でない時には空気を適度に抜いた方が、タイヤへの負担が軽減されます。

さて、スタッドレスタイヤを保管する際、ホイールが付いている場合とホイールから外している場合とで、置き方が異なってきます。

ホイールが付いている場合は、ホイール同士が接するように平積みにします。ホイールの重みが一番下のタイヤにかからないよう注意しましょう。また、ブルーシート、すのこ、段ボールといった、下敷きを用意しましょう。タイヤに配合されている保護剤が染み出し、保管場所の床に染み付いてしまいます。

もしフローリングの床などに保護材が染み付いてしまった場合は悲惨で、多くの場合は張り替えになってしまいます。スタッドレスタイヤをフローリングの床へ置くケースはあまり無いかと思われますが、自転車を室内に保管していらっしゃる方は注意しましょう。

ホイールが付いていない場合は、縦に並べて保管することになります。上下二段になっているタイヤラックを利用すればスペースを節約できます。また、タイヤラックを利用すれば下敷きを用意する必要がない、というのも嬉しいポイントです。

なお、長期間同じ状態で保管しておくと自重でタイヤが変形してしまうため、たまに回転させることで一部分だけに負荷がかかることを防ぎましょう。

平積みするにせよ、縦に並べるにせよ、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べて変形しやすいため、時々状態をチェックすることが望ましいでしょう。平積みしている場合、できればタイヤの上下をときどき入れ替えることで負荷を分散させることが望ましいのですが、ホイール付きのタイヤは大変重いため、重労働となります。

縦に並べるタイヤラックに比べると製品数は少ないのですが、平積み用のタイヤラックを利用するのも一つの手段です。

ご自分でタイヤラックを作ってしまう、という方向もありえますが、ホイール付きのタイヤに耐えられるよう頑丈に作る必要があります。

また、多くの場合、メーカーの量産品に比べると高価になってしまいます。価格についてはもはやDIYの宿命とも言えます。趣味の範囲でタイヤラックを自作する方は、耐荷重について十分にご注意なさってください。

まとめ

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今回は夏場におけるスタッドレスタイヤの保管方法について解説しました。スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ付け替える時期は往々にして忙しい時期ですから、保管方法にあまり気を遣っていられない、という場合もあるでしょう。

夏場は日差しが強くなり、紫外線の量が増します。また、高温高湿となりやすい季節でもあります。本格的な夏を迎える前に、紫外線や高温高湿への対策がしっかりなされているか、今一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

編集部編集部
TIREHOOD MAGAZINE編集部

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