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タイヤを知る

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雪道の必需品!タイヤチェーンの基礎知識

2018.02.09 (Fri)

雪道を走るタイヤとしてスタッドレスタイヤが普及して久しい現在ですが、コスト面からタイヤチェーンを選択する方も多くいます。特に「たまの遠出やレジャーを除くと、ほとんど雪道を走ることがない」という方は、ノーマルタイヤに比べて高価なスタッドレスタイヤの必要性を感じられないかもしれません。
雪道で装着を義務付けられるタイヤチェーンには様々な種類があります。一般に知られている金属製、非金属製の他に、最近では布製の代替チェーンも存在します。今回はタイヤチェーンの種類、チェーンを購入する際に確認すること、チェーンを装着して運転する際の注意点について解説します。

タイヤチェーン

tire chain

タイヤチェーンの種類

タイヤチェーンには大別して金属製、非金属製、布製の三種類があります。それぞれのメリットとデメリットを解説します。

金属製のチェーンは古くから存在するオーソドックスな製品です。その名の通り、タイヤに金属製の鎖をかけることで、積雪路や凍結路へ対してタイヤの駆動力を伝達しやすくします。金属製のチェーンは比較的安価で、収納性にも優れています。昔はタイヤへ装着する際にジャッキアップが必要でしたが、近年ではジャッキアップが不要なタイプも多く販売されるようになりました。デメリットとしては、振動や騒音が大きいこと、走行時の上限速度が30㎞/hとなっていることなどが挙げられます。また、乾燥路面を走ることはできないため、路面に合わせて着脱する必要があります。

非金属製のチェーンは主にゴムや樹脂で作られています。金属製に比べて振動や騒音が小さく、走行時の上限速度も50km/hと大幅に向上します。走行速度が向上するということは路面に対するタイヤの駆動力を伝達しやすいということです。したがって、金属製に比べて制動力にも優れています。また、非金属製のチェーンは乾燥路面を走行することも可能なため、安全な場所で余裕をもって着脱することができます。デメリットとしては、金属製に比べて高価であること、かさばるために収納性に難があることなどが挙げられます。

布製の代替チェーンはオートソック、バイスソックと呼ばれる、新しいタイプのチェーンです。既存のチェーンと区別するため、タイヤすべり止めカバーと呼ばれることもあります。折り畳んで収納できるため非常にコンパクトで、着脱も素早く行うことができ、振動や騒音も非常に少ない、と様々なメリットがあります。ただし、布製の代替チェーンは氷雪路から脱出するための緊急措置として用いられることを想定しています。耐久性は一般的なチェーンに比べて大幅に低いため、常用することはコスト面から見て現実的ではありません。また、高速道路等におけるチェーン規制の対象外である場合も多くあります。あくまで緊急時の保険として考えた方が良いでしょう。

ホタイヤチェーン

tire chain

チェーンを購入する際に確認すること

降雪や凍結に備えるといっても、チェーンを購入するだけでは不十分です。チェーンをタイヤに装着すべきシーンでトラブルに遭わないよう、事前の確認と準備は入念に行っておきましょう。

チェーンはエンジンからの動力が伝達されるタイヤへ装着する必要があります。現在の自動車はほとんどが前輪駆動方式となっているため、前方のタイヤへ装着することになるでしょう。後輪駆動方式の場合は後方のタイヤへ、4WDの場合は前輪と後輪のうちトルク配分が大きい方のタイヤへ装着する必要があります。チェーンを購入する前に、自分の車の駆動方式を確認しておきましょう。分からない場合はカー用品店やガソリンスタンドなど、チェーンを取り扱っている店舗の店員へ尋ねるとよいでしょう。駆動方式の他、タイヤに適合したおすすめのチェーンを紹介してくれます。

軍手あるいはゴム手袋を必ず準備しておきましょう。寒い中での作業は手の感覚を失わせ、安全で確実な作業を妨げます。また、軍手よりゴム手袋をお勧めします。家事に用いる一般的なゴム手袋で十分です。水分が浸透しないため、より快適に作業できるでしょう。

懐中電灯も作業を助けてくれます。夜間は特に気温が下がって路面が凍結しやすくなるため、チェーンを装着する頻度が高い時間帯となります。夜間では手元を照らすための光源が無いと作業が困難になります。電池が切れたり劣化したりしていないか、定期的にチェックしましょう。

チェーンを着脱する際に工具が必要となる場合もあります。チェーンと工具を入れておけるよう、トランクのスペースを確保しておきましょう。工具の他に準備しておくと便利なものは新聞紙やボロ布です。タイヤから脱がしたチェーンを拭いたり、チェーンをタイヤへ装着する際に膝の下へ敷いたりと、様々なシーンで役立ちます。

チェーンは製品によって取り付けの手順が異なるため、説明書をよく読み、雪道を走る前に着脱の練習をしておきましょう。カー用品店やガソリンスタンドでチェーンを購入する際、店員から着脱方法を教えてもらっておくと、より安心です。

タイヤチェーン

tire chain

チェーン装着時の運転

チェーンを装着して車を運転する際、最も注意すべきポイントは走行速度です。一般に、金属製のチェーンは30km/h、非金属製のチェーンは50km/hが走行速度の上限です。上限速度を超えて走行するとチェーンが破損してしまいます。スタッドレスタイヤを装着している自動車は通常の速度で走行していますが、釣られて速度を超過しないよう気をつけましょう。

チェーンはあくまでタイヤの補助具です。積雪路や凍結路は通常の乾燥路面とは全く異なる状態であることを忘れないようにしましょう。特に、積雪路や凍結路における急発進、急制動、急ハンドルは絶対に行わないでください。
急発進を行うとタイヤが空転するため、スムーズな発進が困難になります。急加速も同様に厳禁です。
チェーンを装着していても急な制動は不可能です。教習所で教わったように、ブレーキを何度も踏むポンピングを行ってください。
急にハンドルを切ると車体の制御がきかなくなり、スピンしやすくなります。また、急ハンドルはチェーンに無理な負荷をかけるため、チェーンが破損する原因ともなります。
他にも、カーブを曲がる際にブレーキを踏むと横方向へスリップしやすくなります。一定速度でゆるやかに曲がることを心掛けましょう。

チェーンは積雪路や凍結路での走行を前提として作られています。乾燥路面、すなわち通常の道路を走行すると、チェーンが破断しやすくなります。特に金属製のチェーンは乾燥路面に入ったらすぐに外してください。着脱にあたっては、サービスエリアのチェーン着脱場など、安全が確保された場所で作業を行うことも重要です。

タイヤチェーン

tire chain

まとめ

今回はタイヤチェーンの種類、チェーンを購入する前に確認すること、チェーンを装着して運転する際の注意点について解説しました。

現在、タイヤチェーンには様々な種類があり、昔に比べて着脱も簡単になっています。目的と価格を考えて、自分に合ったチェーンを選びましょう。

チェーンをただ購入するだけでなく、着脱のシーンを考慮して入念に準備を行っておくことで、いざ必要になった際にスムーズにチェーンを着脱できます。前方と後方、どちらのタイヤにチェーンを装着するべきなのか把握しておき、必要な道具も揃えておきましょう。

また、チェーンを装着しても乾燥路面と同様の走行はできません。積雪路や凍結路を走行する際は、いつも以上に慎重な運転を心掛けましょう。

この記事を書いた人

編集者編集者
TIREHOOD MAGAZINE編集部

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