公開日:2016.12.26 更新日: 2017.12.21

砂浜だってなんのその!海辺に最適なタイヤ選び

海を見つめながら、愛車と共に悠然とした時を過ごしたいと思ったことはないだろうか。しかし、一般的な軽自動車では、スタックしてしまう可能性が高い。砂浜を快適にドライブするには、4WD車などの、パワーのある車が向いている。さらには砂浜走行時に取り付けたいタイヤというものがある。ここではその特徴を説明しよう。

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夕日を受けて輝く愛車のボディを見てうっとり。長い人生の中では、そんな時間も大切にしたい。個人的に、海岸沿いをドライブすることが夢である。潮風を受けながら、波のきらめきがクルマのボディにも反射して輝くようすが見たい。

ささいとも思えるその夢がなかなか実現できずにいる理由は、恥ずかしながら、砂浜でのスタックが怖いから。一般的な軽自動車では、スタックしてしまう可能性が高いのだ。
砂浜を快適にドライブするには、4WD車などの、パワーのある車が向いている。

砂浜走行時に取り付けるべきタイヤ

さらに、「4WD車が砂浜を走るときに向いているタイヤ」というものがある。
以下ではその特徴を説明していこう。

4WD向けタイヤの特徴

・普通のタイヤよりもトレッド面の溝が深いこと
・剛性に優れたブロック構成があること
路面に強力に食い付くことのできる、高いグリップ力を持ったタイヤが望ましい。

・オンロードでもストレスなく快適に走行できること
・冬場の浅雪での走行も可能であること
ただしアイスバーンでの走行はやはり危険。その場合のスタッドレスタイヤの装着は必須となる。

タイヤの性能が向上し、砂浜に対応できるよう注意を払っていても「運悪く」トラブルにつながってしまうことも考えられる。砂浜走行時、万が一タイヤを取られてしまったときのためにも、対処法をしっかり押さえておこう。

車がスタックしてしまったときの脱出方法

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Car stuck in sand

①状況を確認する
まず、4本のうちのどのタイヤがはまってしまったのかを、車から降りて確認する。
脱出するためには、タイヤと車両が平行になっていることが条件だ。砂にはまってしまったタイヤがどれかを確認したあとは、タイヤの向きを確認しよう。

②アクセルとブレーキを交互に踏み、車体を揺さぶる
ギアをバックに入れてゆっくりとアクセルを踏む。あまり深くはまっていないのであれば、この時点で抜け出すことも可能だろう。アクセルを踏んで、登っている感覚があればすぐにブレーキを踏む。再びアクセルを踏み、すぐブレーキ。勢いをつけて前後にゆさぶりをかけるイメージだ。この一連の動作を2,3回繰り返すと抜け出すことができる。

③それでも脱出できない場合

ダンボールや板、砂利、草、布などを集めて、タイヤと砂との間を埋めるように詰め込む。緊急性がある場合、上着を犠牲にすることも考えられる手だろう。その後、再び②の作業を繰り返す。同乗者など、自分以外に人がいる場合、砂が崩れてこないよう踏み固めてもらいながら、②と③を繰り返そう。

ドライブ時のトラブルにもスマートな対応ができることが理想だ。砂浜でのドライブを楽しみたい人はぜひご参考に。

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砂浜でも快適に走行できるタイヤを取り付けていざ行かん、潮風薫るドライブへ。

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