2019.07.22

【車/コーティング】種類や値段相場、業者の選び方を紹介!自分でも施工できる?施工後の洗車機はダメ?

車のコーティングで何が変わる?

ディーラーから納車されたばかりの車は傷ひとつ無く、美しい光沢に身を包んでいます。しかし車を使えば使うほど汚れ、気づけば傷が付き、いつの間にか見た目がくすんでいくのです。

外を走る車だから仕方がない、という考え方も一つでしょう。一方で、簡単に汚れが落とせるのなら車を美しく保つことができるのではないでしょうか。

汚れを落としやすくする方法、それが車のコーティングです。車のコーティングには、次に挙げる2つのメリットがあります。

高級感が出る

カーコーティングの一番の魅力は、光沢感ではないでしょうか。まるで新車を購入したときのような輝きは、いくら磨いても出せるものではありません。

またコーティングにより傷が付きにくくなるため、高級感が長持ちするのも嬉しいですね。

綺麗な見た目が長持ちする

どんなに一生懸命洗車をして汚れを落としても、あるいは軽微な傷を修復しても、屋外を走る車は雨や泥、ホコリなどの影響で汚れていきます。

しかし洗車で汚れを落とした上でコーティングをしておけば、水洗いだけで元の綺麗な状態に戻せるのです。結果、お手入れがとてもラクになります。

また、雨や泥を弾く効果もあり、雨に濡れることでコーティング表面の汚れが自然と落ちていきます。

コーティングの種類によって持続性に差が出る

車のコーティングには、ボディの材質に影響を与えないコーティング剤を使用します。ごく薄い膜で覆うイメージですので、ボディの色や質感が損なわれることはありません

現在施工に使われているコーティング方法にはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれの特徴と併せてご紹介します。

ガラスコーティング

最も質が高いといわれているのがガラスコーティングです。ガラスは硬化後に化学変化による変質が起こりにくく、また硬度があるので傷が付きにくいメリットがあります。

一度コーティングすると簡単に再施工できないため、汚れを念入りに落として下地処理を丁寧に行った後、防塵設備が整った場所でコーティングが行われます。そのためコーティングに時間を要し、場合によっては2日間かかることもあります。

その分仕上がりは美しく、汚れがついても水洗いで元通りになる優れたコーティングです。ただし油分は落ちにくく、成分によっては固着するものもあるため注意が必要です。

コーティングの持続期間は長く、3〜5年程、お手入れをしっかり行うことで更に延長することも可能です。

ガラス系コーティング

ガラス系コーティング剤とは、ガラス成分とポリマーなどガラス成分以外を含有している塗装剤です。コーティングの持続期間は半年〜1年程。ガラスコーティングに次いで持続するコーティング方法です。

仕上がりの光沢感や、水洗車だけで美しさが保てるという点もガラスコーティングと同じです。

ユーザー自身でコーティングすることも可能ですが、仕上がりや持続性を求めるのであればショップに依頼するのが確実でしょう。

また自分で施工する場合、ガラスの含有量がごくわずかなコート剤も「ガラス系」と記載されているため、ガラスの含有量を確認すると良いですね。

ポリマー系コーティング

石油由来の化合物や化学化合物であるポリマーを使ったコーティングです。車のコーティングとしてワックスが主流だった時代に、より持続性のあるコーティング剤として開発されたのがポリマー系コーティング剤でした。

施工は比較的簡単で、1時間ほどで完了する手軽さがメリットです。またコーティング剤も安価なので、自身でコーティングを行う人にとっては第一選択肢になるのではないでしょうか。

ポリマー系コーティングは降雨で落ちることはありませんが、洗車をすると落ちていきます。また紫外線によって変質しやすく、持続期間は3ヶ月ほどです。

フッ素系コーティング

ポリマー系コーティングに分類される方法ですが、1年程度コーティングが持続するのがメリットです。

そのため、ポリマー系の中では施工価格が高くなりますが、通常のポリマーより高い持続性を求め、ガラス系より低価格で施工したい場合はフッ素系コーティングが最適でしょう。

ワックス

従来から車のコーティング方法として用いられているのがワックスです。持続期間は1か月と短いものの、価格が安く施工も手軽なため、こまめにメンテナンスを行えば車を綺麗に保つことができます。

しかし他のコーティングのように傷を防ぐことはできませんし、雨に弱いため場合によっては1か月経たないうちに再施工が必要になるかもしれません。

また、ワックスの素材が劣化するとシミになるケースもあるため、古いワックスを取り除いてから再施工をするという手間もあります。

業者の選び方

車のコーティングはコーティング専門店だけでなくガソリンスタンドでも行っています。

それぞれにメリットがあり、価格にも差がありますので、自分の希望と予算に合った業者を選定し、納得した上で依頼しましょう。

コーティング専門店

コーティング専門店を選ぶメリットは、何といっても施工品質の高さです。コーティングについての技術はもちろん、知識も豊富ですのでユーザーの希望に見合ったコーティングを提案してもらえるのは大きな魅力です。

仕上がりの良さは、丁寧な下地処理、傷処理にあります。この下準備を念入りにすることでコーティングの持続性が高くなり、美しい仕上がりが得られるのです。

施工費用の相場は普通車のガラスコーティングで8〜10万円程度、施工面積が広くなる大型車は更に金額がかかります。また施工には1〜2日を要しますが、店舗によっては代車を手配してくれる場合があります。

ディーラー

新車を購入すると、ディーラーからコーティングを勧められます。コーティング専門店やカー用品店に足を運ぶ手間をかけたくない場合は、納車に合わせてコーティングを依頼するといいでしょう。

コーティングをディーラーに依頼した場合、施工業者との中間マージンがかかりますので、コーティング専門店よりも割高になります。普通車のガラスコーティングで10〜14万円程度が相場です。

間にディーラーを挟むため、必ずコーティングの種類や下地処理(研磨)の有無などを確認し、納得した上で依頼をしましょう。

カー用品店

カー用品店にコーティングを依頼するメリットは、店舗数が多くて気軽に足を運べること、そして施工価格が比較的安く済むことです。普通車のガラスコーティングで5〜8万円ですから、ディーラーの半額程といえるでしょう。

ただし、コーティング専門店のように防塵施設での施工や1台の施工に時間をかけることは難しいため、高いクオリティを求めるのであればコーティング専門店に依頼するのが無難です。

一方で、今よりも洗車の手間を省きたい、あるいは汚れにくくなれば良いという場合は、カー用品店でのコーティングでも十分満足いく結果が得られます。

ガソリンスタンド

手洗い洗車やコーティングなど、技術力を売りにしているガソリンスタンドも選択肢として挙げられます。コーティングを行うスタッフのスキルによってクオリティに差が出ますが、一度優秀なスタッフに出会えれば以降は継続して依頼することも可能です。

また行きつけのガソリンスタンドであれば更に足を運びやすく、コーティングのメンテナンスについて相談しやすくなります。普通車のガラスコーティングで4〜6万円程度が相場です。

自分でもできる?

車のコーティングはユーザー自身でも可能です。最近はプロ並みのコーティング剤が市販されており、選択肢が豊富になりました。

車のコーティングを自分で行うメリットとデメリットをご紹介します。

とにかく安上がりなのがメリット

自分で施工しますから技術料がかからず、コーティング剤の購入費用だけで済みます。これが最大のメリットです。

また店舗で施工した場合は同じレベルの手直しが必要になるため、メンテナンスのたびに店舗に足を運ぶ必要がありますが、自分で施工した場合はその手間がありません。

仕上がりにこだわるならプロに依頼!

やはりプロの技術には敵いません。車の状態に合った下地処理はプロのみがなせる技ですから、自分の手でいくら綺麗に塗布できても持続性は期待できません。

妥協したくない場合はプロに依頼するのがおすすめです。

施工後も美しさを保つポイント

決して安くはない金額でプロにコーティングをしてもらったら、できるだけ長く美しさを保ちたいものです。

コーティングによる美しさを持続させるポイントを3つご紹介します。

洗車は「水」の力で

コーティング方法によっては傷が付きにくいものもありますが、絶対に傷が付がないわけではありません。汚れが付いたままの状態で擦れば傷が付く可能性があります。

そのため、洗車時にはボディ全体に水をかけることから始めます。水をたっぷりかけると自然に汚れが浮き上がり、軽い力でも汚れが落ちるため、コーティング面に負荷がかかりません。

洗った後は必ず水分を拭き上げます。この際も傷に配慮して柔らかい素材のタオル等を使いましょう。

ベタベタと触らない

コーティング剤は必ず「硬化」という過程を経て硬い被膜を形成します。完全に硬化するまでには1週間ほどかかるといわれており、店舗から「洗車は◯日以降」という形でアドバイスを受ける場合があります。

また、硬化に必要な時間が経過しても環境によっては100%硬化しきれていない場合があり、もしその部分を触ってしまったら、透明なはずのコーティングに曇りがついてしまいます。

そのため、コーティング後はボディを手で触らないようにしましょう。

洗車機は?

洗車機のブラシ自体で傷がつくことはほとんどありませんが、車体についた汚れが高速回転するブラシで車体に押し付けられてしまうと、当然傷が付くことが予想されます。

また、ブラシに別の車の油汚れが残っていた場合は油分が移ってしまう可能性もあります。

できれば洗車機の使用は避け、こまめに水洗いすることをおすすめします。

美しいコーティングならプロが確実

経験と知識が豊富なコーティングのプロに依頼すれば、メンテナンスの手間が少なく済みますし、新車のような美しい外見が持続します。一方で、費用面での負担が大きいため、プロへの依頼をためらう方もいるかもしれません。

コーティング剤の塗布は上手くできる、という自信がある場合は下地処理だけをコーティング専門店に依頼するという方法もあります。またはご自身で購入したコーティング剤をプロの手で塗布してもらうこともできます。

求める仕上がりと予算に応じて工夫すれば、きっと満足の行くコーティングができるでしょう。

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