説明書には書いていない空気圧の調べ方
タイヤの空気圧を説明書にないやり方で調べる方法について。空気は自然と漏れて行くので定期的な点検が必要となるので、ガソリンスタンドで給油する際にスタッフの人に確認してもらうのがパンクを防ぐことにつながります。
タイヤの寿命を左右し、燃費にも影響する空気圧。
どんなに性能のいいタイヤを装着したとしても、適正な空気圧を保持していなければ、
タイヤ本来の性能を最大限に活かすことはできないだけでなく、思わぬ事故を招くことにも。
そこで今回は、説明書には書いていない空気圧の調べ方についてお伝えしよう!
タイヤの適正空気圧を知る
タイヤには「適正な空気圧」というものがある。
車両付近のドアを確認して頂きたい。
上記の写真のような、適正空気圧が表示されているだろう。
ちなみに自動車のオーナーズマニュアルなどからも確認できる。
タイヤの空気圧は、この適正な空気圧を維持することが重要である。
空気圧は自然に低下する
タイヤの空気は自然と漏れていくもの。
保管しているタイヤでも同じだ。
プロは、空気圧を少し多く入れてお客さまに渡すことをご存じだろうか?
先ほど述べたように、空気は自然と漏れていくのだが、
空気圧を普段からチェックしているドライバーが少ないからだ。
空気圧が低下し、潰れたタイヤで走行を続けることは非常に危険だ。
タイヤの発熱量が増え、損傷につながる。
空気圧は高ければいいのか?
空気圧が低下したタイヤは危険だと述べたが、だからといって高ければいいわけでもない。
タイヤは空気を入れると縦長に膨らむので、路面との接地面が薄くなる。
路面との接地面が薄くなれば、抵抗が少なくなるので燃費は上がる。
しかし、だ。
空気を入れすぎれば車が跳ねる、ハンドルがとられるなど、
走行の安定性が保たれない。
たとえ燃費が上がったとしても、
走行が不安定で事故を起こしてしまえば元も子もない。
特に気を付けたいのが夏場だ。
外気温が高くなる夏場は、空気が膨張するため、
空気圧を入れすぎた場合、タイヤに負担がかかりバーストする恐れがある。
空気圧は低すぎても高すぎても問題があるということがお分かり頂けただろうか?
空気圧は定期的に測定しよう
空気圧は、乗っている感覚では減っているのか、入れすぎているのか分からない。
また、目視で判断も容易ではない。
だからこそ定期的な測定をオススメする。
車を毎日乗る方は1週間に1~2回程度は、給油するだろう。
そのタイミングでガソリンスタンドのスタッフに空気圧をチェックしてもらうのはいかがだろうか?
空気圧のチェックは5分程度と長くはかからない。
ましてや、給油をしている間に依頼すれば、給油が完了するまでにはチェックは終わっているだろう。
これで無駄な時間を取ることもない。
無料でチェックをしてくれるスタンドもあれば、有料の場合もあるが、
1本で約150円程度の出費だ。
日頃の空気圧のチェックを怠り、タイヤ1本破裂なんてことになれば、
1本150円では済まないのは自明の理。
最低限でも、高速を乗る前、ロングドライブの前は、
給油と一緒に空気圧のチェックをしよう!