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タイヤ交換のオススメの方法をご紹介!
タイヤ交換の方法にはいくつか選択肢があります。
それぞれかかる費用や時間、手間などが異なるため、タイヤ交換にかけられる予算や割ける時間などによって交換方法を決めると良いでしょう。
タイヤ交換の方法を決めるには、次に挙げる2つの流れがあります。
購入店舗→交換場所の順に決める
タイヤの購入店舗を決めてから交換しやすい方法を選ぶという流れなら、予算内で妥協せずにタイヤを選ぶことが可能です。
タイヤを新規で購入する場合、例えばネットショップで購入したら店舗に持ち込むか、自分で交換を行うかのいずれかになります。
店頭購入ではその店舗で交換してもらうか、工賃が安い整備工場などに持ち込む、あるいは自分で交換するなどが考えられます。
タイヤに予算を割いた分、工賃が安い方法でタイヤ交換を行えば、タイヤ本体に十分こだわることができます。
交換場所→購入店舗の順に決める
もう一つは、タイヤ交換の方法を決めてからタイヤ購入店舗を決めるという流れです。
タイヤ交換を店舗などに依頼する場合は工賃がかかりますし、自分で交換するためには工具が必要です。
交換にかかる費用が先に分かっていれば、タイヤにかけられる金額が分かりやすくなるため、予算を超過したくない方におすすめです。
代表的なタイヤ交換方法とその特徴や工賃をご紹介!
代表的な交換方法と工賃の目安は以下の通りです。
交換依頼先 | 工賃 |
持ち込み料込みの工賃
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ディーラー
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国産車 | 2,000〜3,000円 | 3,000〜5,000円 |
外国車 | 8,000〜10,000円 | – | |
民間整備工場 | 1,000〜3,000円 | 1,000円〜 | |
カー用品店 | 1,000〜2,000円 |
店舗により異なる
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タイヤ専門店 | 1,000〜3,000円 | ||
自力交換 | – | – |
タイヤ交換はユーザー自身でも行えますし、もちろん店舗や民間整備工場に依頼することも可能です。
それぞれの方法で工賃が異なるため、ご自身の希望に合った交換方法を選ぶと良いでしょう。
今回はタイヤの交換方法とそれぞれの特徴や費用などをご紹介します。
安心して任せられるディーラー
ディーラーは自社の車についての知識が豊富ですので、安心して任せられるのが最大のメリットです。
タイヤ交換のみを依頼した場合でも、車全体をチェックしてくれるディーラーもあり、交換以外の面でもサービスが手厚いため、工賃が多少高くてもディーラーに交換を依頼する方は多くいます。
また整備士の技術力が高いのもディーラー交換の魅力です。
作業中はショールームでゆっくり待機できますし、小さなお子さんを連れていても退屈させないようにキッズスペースを設けている店舗がほとんどです。
また、ユーザーの自宅まで車を引き取りに来るサービスもあり、時間を有効利用できます。
工賃は高め
国産車ディーラーに交換を依頼した場合の工賃は、タイヤ1本につき2,000〜3,000円程度です。
一方、国外車ディーラーでは8,000〜10,000円、場合によっては10,000円を超える場合もあります。
時間を無駄にしない
交換にかかる時間は30分〜1時間ほどです。ディーラーにはタイヤ交換以外の整備に訪れる方もいますが、予約を取らず飛び込みで来店するケースはほとんど無いため、混雑による時間延長の可能性は低いといえます。
ただしタイヤ交換以外のチェックを入念に行っていたり、高額なホイールを履かせているケースなどでは作業が慎重になるため、時間を要する場合もあります。
持ち込みにも対応
タイヤの持ち込み交換に対応しているディーラーはあります。
その際は工賃に持ち込み料金が上乗せされますので、国産車ディーラーでタイヤ1本につき3,000〜5,000円の交換料金がかかります。
その場合でも、確かな技術力で交換してもらえることに変わりはありません。保証は受けられないケースが大半です。
こんな方におすすめ!
時間を有効的に使いたい方や小さなお子さんがいる方、高価なホイールを履かせていて慎重な作業を求める方は、ディーラーでのタイヤ交換が最適です。
技術力ピカイチの民間整備工場
民間整備工場は地元に信頼される技術や知識、サービス力があります。
そのためディーラーと同等か、それ以上のクオリティが期待できるのが魅力です。
地元密着だからこそリピーターを増やしたいと考えている整備工場は、カー用品店には無いきめ細かいサービスを行っており、タイヤ周りに限らず何か不具合があれば柔軟に対応してくれるのが大きなメリットです。
ディーラーと同様にキッズスペースを設けている整備工場も出てきました。
サービス内容や工賃などは工場によって差が大きいため、事前の問い合わせをおすすめします。
工賃には含まれないサービスが魅力
平均的な工賃はタイヤ1本につき1,000〜3,000円で、工場によって差があるため非常に幅広いのが特徴です。
ディーラーよりも対応が柔軟で、軽微なメンテナンスなどを同時に行ってもらえることがあります。
時間通りに作業が進む
交換にかかる時間は30分〜1時間程度で、ピットに限りがあるため予約が基本です。
ですから混雑で長い時間待たされることはほとんどありません。
持ち込み歓迎の工場も
持ち込み可能な工場が多く、持ち込み料金が上乗せされずに一律1,000円(1本)という工場もあります。
一方でタイヤの販売に力を入れている工場では持ち込み不可の場合もありますし、交換料金と同額の持ち込み料金がかかる工場もあるため、必ず確認をした方が良いでしょう。
こんな方におすすめ!
信頼できる整備士、整備工場を探している方や、タイヤ交換に合わせて車両の点検も依頼したい方、タイヤを持ち込みたい方には民間整備工場でのタイヤ交換がおすすめです。
格安交換が魅力のタイヤ専門店・カー用品店
タイヤ専門店やカー用品店にタイヤ交換を依頼する一番のメリットは、価格の安さです。
また店舗数が多いため遠出をする必要がありませんし、買い物のついでに足を運ぶことで時間を有効に使えます。
利用者が多いため、きめ細かいサービスは求められませんが、その分低価格でのタイヤ交換が可能です。
工賃の安さが最大の魅力
タイヤ1本の交換につき、タイヤ専門店は1,000〜3,000円、カー用品店は1,000〜2,000円が平均的な工賃です。
タイヤ専門店はタイヤの知識が豊富なため作業の質が高く、それが工賃に反映されています。
なお、店頭でタイヤを購入した場合に工賃が割り引かれたり、工賃込みのセール価格でタイヤを販売することもありますので、タイヤを新規購入する場合はセール情報を確認すると良いですね。
時間通りを狙うなら平日の予約!
こちらも交換にかかる時間は30分〜1時間程度です。
利用者が多く、予約なしの来店者もあるため、土日はピットサービスが混み合う傾向です。
そのため、予約をしていても時間通りに作業が始まらないケースもあります。
提携ネットショップなら持ち込み料金も低価格
タイヤの持ち込みは同一ショップでも直営店とフランチャイズ、あるいは地域によって対応に差があります。
持ち込み料金は数百円程度の場合もありますし、通常料金の3倍の工賃がかかる店舗もあるため、持ち込みを検討する場合は必ず利用店舗に確認をとりましょう。
また、店舗指定のネットショップでタイヤを購入し、店舗に直送することで持ち込み料金が割り引かれるサービスを展開しているカー用品店もあります。
こんな方におすすめ!
とにかく安くタイヤ交換をしたい方や、平日に交換に行ける方、タイヤ購入と交換をセットで考えている方はタイヤ専門店やカー用品店でのタイヤ交換がおすすめです。
工賃ゼロなら自力でタイヤ交換
タイヤ交換はユーザー自身で行うことも可能です。
最近は交換方法を細かく説明しているウェブサイトや動画がありますので、自分で交換する方も増えています。
基本的な工具が揃っていれば交換できるものの、腕力を必要とする工程もあります。
そのため、専用の工具を使った方が短時間で確実に交換が行えます。
工賃ではなく工具の購入代金
もちろん工賃はかかりませんし、自宅に工具が揃っていれば出費はありません。
作業がしやすいようにクロスレンチを購入しても1,000円以下、安全に配慮して油圧式ジャッキを購入する場合は4,000円程度の出費がありますが、年に2回タイヤ交換することを考えるとコストは高くありません。
専用工具を使わず無理な力をかけてしまうと、ナットを破損してしまうことがありますので注意が必要です。
適切な工具を使えば短時間で交換可能
タイヤ交換にかかる時間は、経験によって差があります。慣れてくれば30分で4本の交換が完了する場合もあります。
短時間で終わらせるためには、やはり効率よく作業できる工具は用意した方が良いでしょう。
こんな方におすすめ!
タイヤ交換ができるスペースが確保できる方や、工具が適切に使える方、できるだけ安くタイヤ交換を済ませたい方は自力でのタイヤ交換がおすすめです。
タイヤ交換は工賃より正確性を重視!
タイヤは車にとっての「足」。安全走行の要となります。そのため、タイヤそのものの性能以前にタイヤ交換には正確性が求められます。
タイヤ交換の工賃が安い店舗であっても店舗が認めている整備士が交換をしますので、安全運転に支障が出るようなことはまず考えられません。
しかし、ディーラーや整備工場など工賃がやや高いケースでは、そこに「サービス」が含まれていることを忘れてはいけません。
サービスとは接客面のみではなく、整備士として車の安全を確認するのもサービスの一環です。
タイヤ交換で触れた場所以外、タイヤのそばにある部品や普段あまり確認しないような個所に何か不具合が生じていることに気づけるのは、サービスによるイレギュラーな点検をした時なのかもしれません。
これらを含めて「整備の正確性」だといえます。
工賃の安さだけで判断せず、確かな技術で整備・交換ができることを最優先にしたいですね。