公開日:2016.12.08 更新日: 2017.12.21

オールシーズンタイヤはどのくらいの雪までなら走行できるの?

オールシーズンタイヤは、暑い夏の路面でも、 雪が積もった冬の路面でも使えるように作られているタイヤです。日本では「乾いた路面」と「雨に濡れた路面」を走る機会が多いですよね??実は両方ともスタッドレスタイヤが苦手としている路面状態で、制動距離がのびてしまうのです;

オールシーズンタイヤ

All season tire

そもそもオールシーズンタイヤってどんなタイヤ??

オールシーズンタイヤは、暑い夏の路面でも、雪が積もった冬の路面でも使えるように作られているタイヤです。
日本では「乾いた路面」と「雨に濡れた路面」を走る機会が多いですよね?
実は両方ともスタッドレスタイヤが苦手としている路面状態で、制動距離がのびてしまうのです;

この両方の路面をもっとも得意としているのはサマータイヤですが、オールシーズンタイヤの性能でも問題なく走行可能です*

普通の路面でも問題なく使えて、おまけに雪道でも使えちゃうなんて、、、
もしかして、オールシーズンタイヤってスタッドレスタイヤよりも優秀なんじゃない??
つい、そんな風に思っちゃいますよね!

snow road

snow road

でもね、肝心なのは「雪の種類」ですよね!!!
冬に使えるタイヤは「あらゆる雪に対応できてこそ」なのです。

オールシーズンタイヤと雪レベルの関係。。。

snow

snow


「雪道」といっても、いろいろな状態がありますよね??
オールシーズンタイヤがどんな状態ならクリアできるのか、それぞれ解説していきます!

雪が積もったばかりの状態

まずはオーソドックスな「雪道」というヤツです!
もちろんこれはオールシーズンタイヤでも走行可能なレベル◎
積もりたての柔らかい雪なら対応できます。

シャーベット状態

雪が降ったあと、気温が上がったり雨が降ったりすると雪がシャーベットみたいになりますよね!
こんなシャーベット状態でもオールシーズンタイヤは対応できるように作られています。

雪が踏み固められた状態

いわゆる「圧雪」というヤツです。。。
雪が降ったあと、その上を人が歩いたり、車が何台も通って雪が固まった状態です。
これは、オールシーズンタイヤの種類によって対応できるものとできないものがあります;

あまりにも表面がカチカチだと、氷と大差ないですからね。。
歩行者の場合でも、この状態から転倒してしまう人がぐんと増えるのでは??
部分的に滑りやすくなっているのがこの状態です!

ツルツルに凍結した状態

一番怖いのがこれですよね;
雪が降ったあと、気温が上がったり雨が降って少し溶けた雪が夜に気温が下がって凍ってしまった状態。。。
「アイスバーン」という呼び方もすっかり定着しました!
まるでスケートリンクみたいにツルツルな道路は、車も歩行者も、もっとも滑りやすい状態です。。

スタッドレスタイヤならアイスバーンの路面でも走行できるように作られていますが、
オールシーズンタイヤではサマータイヤと同レベルで滑ってしまうのです、、、!
「オールシーズンタイヤは雪道でも大丈夫!」
だからといって、「すべての雪道でも大丈夫じゃないんだよ(汗)」
ということを知っておいてください。。。

オールシーズンタイヤが頼れるのは、「降ったばかりの雪」「固まってない雪」
本格的な雪道を走るなら、スタッドレスタイヤに頼ってくださいね*

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