乗り心地にこだわるなら、コンフォートタイヤ&環境の見直しを
毎日短い距離を走るにしても、旅行などで長距離を走行するにしても、クルマの乗り心地は良いに越したことはない。今回は、乗り心地を良くするためのタイヤ選びで気を付けたい点をお伝えしよう!
毎日短い距離を走るにしても、
旅行などで長距離を走行するにしても、
クルマの乗り心地は良いに越したことはない。
今回は、乗り心地を良くするためのタイヤ選びで
気を付けたい点をお伝えしよう!
目次
乗り心地ポイントその1、振動を少なくしたい
乗り心地の良いクルマの条件の一つは、振動が少ないことだろう。
走行中に伝わる振動が大きく感じるという場合、
タイヤの性能より、ホイールとの相性が良くないことが原因とも考えられる。
乗り心地を良くするタイヤ選びの前提として、
まずはタイヤとホイールのセット購入をおすすめしたい。
セットで購入なら、「タイヤとホイールが決定的に合わない!」
という事態は避けられるはずだ。
タイヤの空気圧に注意!
振動の面で他に注意したいのはタイヤの空気圧だ。
実のところ、振動の度合いはタイヤの種類よりも空気圧によって大きく変わる。
空気圧が高すぎると、路面の凹凸をタイヤが拾うようになり
運転席まで振動が大きく伝わる。
逆に空気圧が低すぎても、走行音に異常がみられることがある。
そのうえバーストや事故の原因にもなるため注意が必要だ。
クルマの乗り心地を良くするためには、
履いているタイヤの適正な空気圧を今一度確認してみよう!
乗り心地ポイントその2、走行音を静かにしたい
クルマの乗り心地では、走行音も気になる点だろう。
走行音が大きく車内まで聞こえてくると、
音楽が聞こえなかったり、会話がしづらくなくなって困りものだ。
国産タイヤは比較的音が静かであることが多いというが、
タイヤのサイズが大きいほど走行音が大きくなるとも言われる。
新車購入時に付いてくる純正タイヤは
性能のバランスのとれているタイヤだが、
「乗り心地を良くしたい」というような特定の目的がある場合、
そのターゲットに向けたタイヤを買う方が効果を実感できる。
新車購入時からタイヤを付け替えていないという方も、
乗り心地を追求するなら交換を検討してみると良いかもしれない。
“コンフォートタイヤ”は衝撃吸収や静粛性に優れており、
その名の通り快適さに特化したタイヤのためオススメだ。
走行音の豆知識
余談だが、走行中に音が聞こえるタイヤは
駆動している前輪ではなく後輪だ!
実は、前のタイヤの音は運転中ほとんど聞こえない。
そのため、ワゴン車とセダン車では
ワゴン車の方が走行音がうるさく感じられる。
ワゴン車は座席部とトランク部が一体化しているため、
後輪から聞こえる音を遮ることができないのだ。
ちなみにハイブリッド車は少し例外であり、
停止するたびエンジンが止まるため、前輪の走行音も聞こえる。
乗り心地を良くして快適なカーライフを!
いかがだっただろうか?
クルマの乗り心地は、タイヤの性能に頼るだけでなく
工夫次第で少しでも改善できそうだ。
快適なドライブを追求するために、参考にしてみてほしい。