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タイヤを選ぶ

難しいと思われがちなタイヤ選び。
見るポイントさえ分かっていれば、実はとても簡単なのです!
タイヤ選びが更に楽しくなる秘策をお伝えいたします。

オールシーズンタイヤの特徴について

2018.08.28 (Tue)

オールシーズンタイヤ、という製品をご存じでしょうか。字面からして、どんな季節でも使用できるタイヤ、ということは想像できるでしょう。さて、タイヤは大きく分けると「サマータイヤ」と「スタッドレスタイヤ」の二種類になります。

サマータイヤは冬期に路面が凍結する場面を除いた多くのシーンで、スタッドレスタイヤは冬期の凍結路面を走行するシーンで、それぞれ使用されることを想定しています。

では、オールシーズンタイヤはどちらに分類されるのでしょうか。サマータイヤと同様に、いわゆる普通のシーンで使用できることは想像に難くありませんが、冬期の凍結路面を走行することは可能なのでしょうか?

今回の記事ではオールシーズンタイヤの特徴や使用できるシーン、オススメのオールシーズンタイヤについて解説します。

allseason1

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オールシーズンタイヤとは

オールシーズンタイヤとは、その名の通り、どのような季節や天候であっても使用できるよう設計されたタイヤのことです。乾燥した路面や濡れた路面はもちろんのこと、薄く降った雪道程度であれば安全に走行できます。したがってサマータイヤ、スタッドレスタイヤのどちらかに分類することは難しく、あえて分類する場合も店舗によって分類が異なることがあります。

オールシーズンタイヤであれば、季節や天候に応じてサマータイヤとスタッドレスタイヤを履き替える必要がないため、その分のコストが節約できます。また、スタッドレスタイヤは置き場所に困るものですが、オールシーズンタイヤであればその心配もありません。

性能面については、サマータイヤとスタッドレスタイヤの中間といったところです。例えば、オールシーズンタイヤはサマータイヤに比べると摩耗が早く進んでしまいます。これはスタッドレスタイヤとしても使用できるようにタイヤの溝(トレッド)が大きく深く掘られているためです。

allseason2

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また、燃費性能についてもサマータイヤに比べるとやや劣ります。オールシーズンタイヤは凍結路面を走行できるように、やや柔らかい素材が使用されています。タイヤが柔らかい素材でできているとそれだけエネルギーのロスが生まれるため、結果として燃費が劣ってしまいます。

オールシーズンタイヤは、北米や欧米ではポピュラーなタイヤとして認知されていますが、日本ではあまり知られていません。現在でも日本では春・夏・秋はサマータイヤ、冬はスタッドレスタイヤ、という使い分けが多くなされています。

いったいなぜなのでしょうか。これには世界的に見ても特殊な日本の天候事情が影響しているようです。

日本の天候事情とオールシーズンタイヤ

日本は鳥取県以北の日本海側におけるほとんどの地域が豪雪地帯として指定されており、法律上の対応が定められているほど雪が多く降る国です。また、降水量についても、日本の降水量は世界平均の二倍と大変多いため、昼間に降った雨が夜間に凍結することも珍しくありません。

以上のような事情から、夏はサマータイヤ、冬はスタッドレスタイヤ、という認識が日本においては根強いのでしょう。特に、ひと昔前のオールシーズンタイヤは路面凍結時の走行規制に対応していなかったことから、敬遠される傾向にあったのだと考えられます。

最近のオールシーズンタイヤは日本における路面凍結時の走行規制に対応しています。ただし、凍結路面の走行に特化したスタッドレスタイヤに比べると性能は劣るため、過度の信頼は禁物です。

allseason3

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メーカーも「積雪路面や凍結路面を走行する際は、慎重に運転してください」と注意喚起を促しています。また、豪雪地帯のように大量の雪が積もっている場合や、路面が完全に氷で覆われているような場合は走行を控えるべきでしょう。

以上のことを考慮すると、オールシーズンタイヤは以下のような事情をお持ちの方に向いているといえます。

・年に数回、多少の降雪がある
・厳寒期に路面が凍結することが時々ある
・サマータイヤあるいはスタッドレスタイヤを置くスペースが無い
・年に2回のタイヤ交換が大変だと感じる

日本では一般に、太平洋側の地域や九州地方ではあまり雪が降りません。年に数回の降雪のためだけにスタッドレスタイヤを履くのはコストパフォーマンスが悪い、と感じていらっしゃる方は、オールシーズンタイヤという選択肢をぜひ検討してみてください。

おすすめのオールシーズンタイヤ

アメリカに本社を構えるグッドイヤー社は数十年にわたってオールシーズンタイヤの開発に力を入れています。

同社はオールシーズンタイヤのオーソリティと言っても過言ではないでしょう。他に、オールシーズンタイヤを製造しているメーカーとしてはピレリ、ファルケンなどが挙げられます。

具体的に製品を見てみましょう。まずはグッドイヤーが製造している「Vector 4Seasons Hybrid」オールシーズンタイヤが挙げられます。タイヤ通販サイトのタイヤフッドでも「Vector 4Seasons Hybrid」はサマータイヤではなくスタッドレスタイヤに分類されています。

また、グッドイヤーはSUV向けに「Assurance WeatherReady」を販売しています。SUVに乗っていらっしゃる方はぜひ検討してみてください。

同様に、ファルケンが製造している「EUROWINTER HS449」もオールシーズンタイヤです。

価格面でもグッドイヤーの「Vector 4Seasons」とほとんど変わらないため、タイヤのサイズが合うかどうかをまず確認し、あとはご自身が求めている性能をより満たしているのはどちらか、メーカー公式サイトなどを閲覧してじっくり検討してみてください。

ピレリのオールシーズンタイヤとしては「Scorpion Verde オールシーズン」が挙げられます。サイドウォールに「M+S」の刻印があり、スタッドレスタイヤとして使用することができます。

刻印のうち「M」は「Mud(泥)」を意味しており、ぬかるみを走ることができる、という意味です。「S」は「Snow」を意味しており、雪道を走行できることを意味しています。

まとめ

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今回の記事ではオールシーズンタイヤについて様々に解説しました。オールシーズンタイヤはその名の通り、季節や天候を問わずに使用できる、いわば万能タイヤです。サマータイヤに比べると耐摩耗性や燃費といった面で劣りますが、サマータイヤとは異なり軽度の積雪路面や凍結路面であれば走行することができます。

また、スタッドレスタイヤに比べると、深い雪道や完全に凍結した路面を走行することはできませんが、スタッドレスタイヤが苦手とする乾燥路面を難なく走ることができます。季節ごとにタイヤを履き替える必要が無い、という点も嬉しいポイントです。

ですが、あまり雪が降らなかったり、路面が凍結することが少なかったりと、スタッドレスタイヤを持て余すような方にはオールシーズンタイヤが向いていると言えるでしょう。

今回はおすすめのオールシーズンタイヤとして3社の製品をご紹介しましたが、他にもミシュラン、マキシスといったタイヤメーカーもオールシーズンタイヤを開発しています。今回の記事が、あなたのベストなタイヤ選びに繋がれば幸いです。

この記事を書いた人

編集者編集者
TIREHOOD MAGAZINE編集部

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