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タイヤを知る

あなたのそのタイヤの知識、本当に合っていますか?
間違った知識のままだと損をしてしまう、なんて可能性も。
正しいタイヤの知識を身につけ、楽しいカーライフを手に入れましょう。

遠出の前には要チェック!タイヤのトラブル予防と対処法

2018.04.24 (Tue)

お盆や年末年始、ゴールデンウィークをはじめとした大型連休では、車で遠出する機会が多くなることでしょう。お出かけの前には身支度だけでなく、車の点検もお忘れなく。運転の途中でトラブルが発生してしまっては、せっかくのお出かけが気まずい時間で潰れてしまいかねません。

特に、JAFによると高速道路におけるトラブルのうち30%がタイヤのトラブルとなっており、トラブル要因のうち最も多い割合を占めています。遠出の際に多く利用することになる高速道路でのトラブルは深刻な事故にも繋がります。

事前にしっかりとタイヤを点検しておきましょう。また、注意深く点検してもトラブルは起こってしまうもの。万が一に備えて、対処法も一緒に覚えてしまいましょう。

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空気圧の点検:バーストの予防と対処

高速道路とタイヤ、という文脈でしばしば語られるトラブルがタイヤのバーストです。タイヤが一気に破裂してしまい、車は走行不能に陥ります。バーストの原因として最も多いのはタイヤの空気圧不足です。

タイヤの空気圧が不足した状態で車が高速走行すると、タイヤの接地面から後方が波打つように変形するスタンディングウェーブ現象が起きやすくなります。スタンディングウェーブ現象が起きるとタイヤは急速に加熱され、また大きな変形が加わるため、タイヤが構造を支えきれずに破裂してしまいます。

では、実際にバーストが発生した際にはどのように対処すべきなのでしょうか。バーストが発生した際には「パン!」という大きな音が発生し、ハンドルが急に取られます。明らかな異変ですので気付くのはさほど難しくありませんが、驚いて急ブレーキや急ハンドルといった操作を行ってしまいがちです。

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トラブルに気付いたら落ち着いてハザードランプを点灯させ、徐々に速度を落としつつ安全な場所へ車を退避させましょう。最後に、車を停止させたら速やかに車から離れて安全な場所に避難してください。高速道路では非常駐車帯に退避させた車に追突する事故が起きやすい他に、バーストの場合は火災が発生する可能性も高いためです。

バーストで最も怖いのは火災です。バーストが発生してからも車を走らせてしまったために出火に繋がったというケースが多く見られます。他、急ブレーキによりタイヤが過熱して出火したケースもあります。

適切に停止してタイヤを交換していれば最小限の被害で済むはずのトラブルも、タイヤが発火してしまうと車両の全焼にまで被害が拡大してしまいます。落ち着いて、しかし可能な限り速やかにトラブルへ対処できるよう、先述した手順を覚えておきましょう。

スリップサインの点検:制動距離を確保するために

タイヤの溝は、雨天で路面が濡れている際の制動距離を確保したり、カーブを曲がる際のグリップ性能を発揮したりするために彫られているものです。路面とタイヤの間に入り込んだ雨水はタイヤの溝を通じて排出されます。

溝が十分な深さを確保できていないと排水が間に合わず、制動距離が伸びたりスリップを起こしやすくなったりと、タイヤが持つグリップ性能を十分に発揮できなくなり、トラブルの原因となります。また、ブレーキはおろかハンドルも効かなくなるハイドロプレーニング現象も、タイヤの溝が不足することで発生しやすくなります。

タイヤの溝は深さ 1.6mm 以上を確保することが道路交通法で定められており、違反した状態で公道を走行すると処罰の対象となります。

交換の目安としてスリップサインが設けられていますが、タイヤが消耗品であること、遠出によって長距離を走行することなどを考慮すると、スリップサインが出現する前でもタイヤの溝が大きく減っている場合には交換しておくことが望ましいでしょう。タイヤの溝を測定するための道具としてデプスゲージ(溝ゲージ)が販売されており、深さ2~3mm程度が交換の目安とされています。

雨天時、制動距離が長く感じられたり、カーブを曲がる際に想定より膨らむようなラインを描くような感覚があった場合にはタイヤの溝が減っている可能性があります。走行速度を落とし、速やかに最寄りのサービスエリアやパーキングエリアへ立ち寄って検査しましょう。

万が一、スリップサインが出ていたならトラブルが発生したと認識しましょう。 JAF や加入している保険会社のロードサービスを呼んだり、サービスエリアのガソリンスタンドに車を持ちこんだりなどして、タイヤを交換するべきです。時間やお金がもったいないと感じられるかもしれませんが、スリップサインが出現しているタイヤを使用することは違法なだけでなく、大変危険な行為でもあります。

劣化や傷の点検:本来の性能を引き出すために

空気圧が十分で、タイヤの溝が残っていても、タイヤのゴムそのものが劣化していたり、タイヤに付いた傷やひび割れが深くなっていたりする場合があります。タイヤの劣化や傷が進行すると、やはりバーストやスリップといったトラブルの原因となります。定期的にチェックすることが一番ですが、遠出の前には特に気をつけましょう。

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具体的な寿命については劣化の進行度は使用状況や保管状況によって大きく左右されます。あまり使用していなくても、直射日光に含まれる紫外線や、電化製品から発せられるオゾンなどによってタイヤのゴムが劣化します。サマータイヤの寿命は購入から5年程度、スタッドレスタイヤの寿命は購入から3年程度、とよく言われますが、あくまで目安の年数です。

また、製造から10年が経過しているタイヤについてはトラブル防止のため、外観上問題がなくとも使用を控えた方が良いと言われています。タイヤの製造年月はタイヤ側面に刻印されているため、長く使っているなと感じたら確認すると良いでしょう。

タイヤの傷やひび割れについては、日本自動車タイヤ協会(JATMA)が5段階のレベルを設けて注意を促しています。小さく短いひび割れが見られる程度であれば問題ありませんが、小さなひび割れが繋がって長くなってきたら経過を観察しながら使用する必要があり、太く長い一本の線のようなひび割れになった場合はタイヤ内部の骨格(コード)にまで傷が達している恐れがあります。

タイヤの経年劣化を放置していると思わぬトラブルの引き金になりかねません。ゴムが変質して硬くなっていると十分なグリップ性能を発揮できなくなります。また、傷やひび割れはバーストに繋がります。加えて高速走行時にはタイヤに強い負荷がかかりますので、いわば「追い打ち」をかける形でタイヤにまつわるトラブルが発生することが懸念されます。

遠出の前にはいつにも増して注意深く点検を行い、トラブルの兆候を発見したら前もってカー用品店やガソリンスタンド、カーディラーといった車のプロに点検を依頼することが望ましいでしょう。

まとめ

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高速道路におけるトラブルはタイヤに関係したものが多くの割合を占めています。遠出に伴う長距離走行では、普段以上にタイヤへの負荷がかかるため、トラブルが起きやすくなります。

空気圧とタイヤの溝の深さには特に注意して点検し、適正な空気圧と十分な溝の深さが確保できていることを確認してからドライブに出ましょう。タイヤを長く使っている場合には経年劣化にも注意しましょう。ひび割れやゴムの変質には要注意です。

普段の点検はもちろんのこと、遠出の前にはいっそうの注意を払うことで、ドライブ中のトラブルが起こる可能性を大きく下げられます。不幸にもトラブルに遭遇してしまった際には、できるだけ落ち着いて対処しましょう。

特にバーストの際は大きな音が鳴り、ハンドルが急に取られるために気が動転しがちです。ドライバーの皆様は教習所で「高速道路での急ブレーキや急ハンドルは危険である」と教わったことでしょう。緊急時こそ、教習所で教わったことを思い出して適切に対処しましょう。

この記事を書いた人

編集者編集者
TIREHOOD MAGAZINE編集部

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