公開日:2019.05.02 更新日: 2019.11.25

軽自動車にオススメのタイヤの選び方を紹介!軽自動車の特徴を押さえて最適なタイヤを選ぼう

日本国内で大人気の軽自動車

軽自動車は日本独自の車の規格ですが近年非常に高い人気を誇り、ついに新車販売台数の4割に達するようになりました。

軽自動車の代表的存在であるホンダ・N-BOXは、登録車を含めた新車販売台数において2017年、2018年の2年間連続で1位となる快挙を成し遂げるなど、普通乗用車をしのぐ勢いとなっています。

2016年には1世帯当たりの軽自動車普及率は50%を超えました

また車種別ランキングでは上位10位以内に軽自動車が多数ランクする時代になり、その人気は「軽自動車ブーム」と呼ばれるほどまでに成長しています。

軽自動車とは?

軽自動車は普通自動車とは異なる特徴を持っています。まずは軽自動車の特徴を把握しておきましょう。

軽自動車の特徴を知ろう

先に少し述べましたが軽自動車は日本独自の規格で、普通乗用車より小型で定員が少ないのが特徴です。

またナンバープレートも普通乗用車とは異なり、乗用車は黄色に黒字、商用車は黒に黄色の字と定められています。

そのほかに特例で「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」、ご当地ナンバーなどの白基調に緑のナンバーも存在します。

車体が小さく軽いことから取り回しがよく、従来から女性を中心に支持されてきました。

また各種税金や保険料も普通自動車より安いというメリットもあります。

軽自動車が人気になった理由とは

軽自動車はかつて普通乗用車に比べてボディサイズが小さいことから室内空間が狭く、乗り心地が良くないというイメージが先行していました。

ところが1993年にスズキが軽初となるトールワゴンのワゴンRを発売します。

全高を高く取ることでそれまでの軽自動車の室内の狭さを解消したこの革新的モデルは大ヒットを記録します。

それまでの軽のイメージを一新したこのワゴンRが市場に与えた影響は大きく、それ以降各メーカーから軽スーパーハイトワゴンのモデルが多数登場、現在の軽自動車ブームの源流となりました。

軽自動車が人気になった現在、SUVやオープンカーなど、さまざまなタイプの軽自動車が登場しています。

ですが主流はやはりスーパーハイトワゴン、といったところでしょう。

コンパクトカーにも引けを取らない室内空間の広さ、シートアレンジの豊富さや大きな荷物も積みやすい使い勝手の良さなどが世代を問わず幅広く人気がある理由のようです。

高性能化が進む軽自動車

近年の軽自動車界は競争が激しく、各メーカーが競い合って改良を重ねたり、新機能を搭載したりしています。

かつては排気量が少ないことからパワーが足りず軽自動車に高速走行は向かない、などといわれていました。

ですがエンジンの性能も格段にアップし、高速走行も難なくこなすモデルも増えています

中にはよりハイパワーなターボエンジンを搭載したもモデルも。

居住性の高さ、使い勝手の良さは先に述べた通りです。

自動ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱警報などの先進安全性能を搭載し、安全性においても普通乗用車と変わりないものも多くなっています。

また自動運転レベル2(部分自動運転化)相当の自動運転技術を搭載した軽自動車も登場しています。

軽自動車の高性能化は留まるところを知らないかのように進化し続けているといえるでしょう。

軽自動車の特徴がタイヤに与える影響とは

ふらつきやすい

もともと軽自動車は普通自動車と比較して車幅が狭いのでふらつきやすい傾向にあります。

ですが、近年軽自動車の主流となっている全高の高いスーパーハイトワゴンは重心が高いので、特にコーナリング時にはふらつきが強くなります

ふらつくと運転時に気をつかう、乗り心地の面でストレスになるというのもそうですがタイヤにも影響が出てきます。

ふらつきが強いとタイヤの外側部分が強く摩耗し、偏摩耗を引き起こす原因となるのです。

偏摩耗がおきやすい

軽自動車はボディサイズが小さく、取り回しやすいのが魅力です。ですがその分タイヤも小さく、特に街乗りでは旋回が多くなることに。

タイヤはもともと均一には擦り減らないものですが、旋回の回数が多くなるとその分タイヤの一部分だけが擦り減る偏摩耗が激しくなってしまうのです。

先に述べたふらつきも偏摩耗の一因ですね。

普通乗用車に比べてタイヤに負担がかかりやすい

小さなサイズのタイヤで重たい車体を支えているので負荷が大きく、タイヤに負担がかかりやすい上、劣化しやすい状態になっています。

現在では高い軽自動車人気もありさまざまな開発がなされ、軽自動車の高品質化は著しく、軽自動車用のタイヤもかつてのものと比べれば高機能なものが増えていますが、タイヤ負担が大きいことには変わりありません。

またタイヤ外径が小さいので同じ距離を走っても普通自動車より軽自動車のほうがタイヤの回転数は多くなります

そのため普通自動車よりもタイヤが摩耗しやすいことになるのです。

制動力が弱い

タイヤサイズが小さく幅も狭い軽自動車のタイヤは地面に接地している面積も普通自動車より小さくなります。

そのため制動力が比較的弱く、ブレーキ時にはかなり気を遣うことに。特に雨天時においては普通自動車以上に慎重にならざるを得ないでしょう。

乗り心地が良くない

普通自動車と比較すると車体が軽い軽自動車は安定性が低く、軽自動車独特の「跳ねるような乗り心地」が特徴でした。

近年では乗り心地も改善されてきていますが、普通乗用車よりもタイヤの空気圧が高めに設定されているため接地面積が少なく、乗り心地や安定性は普通自動車のほうが優れている、といわざるを得ない面もあります。

軽自動車のタイヤ選びのポイントは?

軽自動車のタイヤは互換性が高く選択肢が豊富

軽自動車のタイヤは普通自動車と比べるとある程度規格が決まっており、軽自動車用のタイヤであれば互換性が高く、純正品にこだわらなくともメーカーを問わず使用できるというメリットがあります。

そのため現在の軽自動車人気を受けて各メーカーがさまざまな特徴を持った軽自動車用のタイヤを販売しています。

豊富な選択肢の中から自分の予算や好みに合ったタイヤを選んでください。

軽自動車用のタイヤを選ぶ

軽自動車用のタイヤは互換性が高いと述べましたが、普通自動車との互換性はあるのでしょうか?

結論からいえば、軽自動車のタイヤと普通自動車のタイヤの互換性はありません。

軽自動車で一般的なホイールサイズは14から15インチ

普通自動車では16インチ以上のものが多いのですが、一部のコンパクトカーには14インチや15インチのものも使用されています。

ではこれらのコンパクトカー用のタイヤと軽自動車のタイヤは互換性があるのかといえばそうではなく、大きさは同じでもリムの幅に差があるのです。

リム径や幅以外にも、軽自動車用のタイヤは軽自動車の特徴を踏まえて偏摩耗に強くなっているなど、軽自動車に適した作りになっています。

軽自動車を安全、快適に使用するには、軽自動車用のタイヤを選ぶことが大切です。

低燃費タイヤ

タイヤにはJATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めたグレーディングシステムがあります。

このグレーディングシステムでは転がり抵抗性能(低燃費)がAAA、AA、A、B、Cの5つの等級に分けられ、さらにウェットグリップ性能(安全性)もa、b、c、dの4つの等級に分類されます。

低燃費タイヤはこの転がり抵抗性能(低燃費)とウェットグリップ性能(安全性)を一定の基準で満たしたものと定義づけられています。

転がり抵抗性能がAAA、AA、Aで、かつウェットグリップ性能がa~dのいずれかに該当するものが低燃費タイヤに該当します。

転がり抵抗性能がB以下、またウェットグリップ性能がd以下の場合は低燃費タイヤとは認められていません。

燃費性能は現在では車選びの基準にもなる重要なポイントです。

タイヤにも低燃費のものを使用すればより家計にも環境にも優しいカーライフが送れそうですね。

耐摩耗性

軽自動車のタイヤは外径が小さいため摩耗しやすく、さらに偏摩耗しやすいことは先に述べた通り。

そのためその軽自動車の特性に配慮して耐摩耗性に特化したタイヤも登場しています。

左右非対称のパターンを採用して偏摩耗を抑制したり、タイヤの剛性そのものをアップさせたりなど、各メーカーの工夫が凝らされています。

静粛性

できることなら静粛性も備えたタイヤを選びたいもの。静粛性は車内環境を大きく左右する大切なポイントです。

ドライバー以外の乗員の快適性にも大きく関わってきます。

静粛性では普通自動車に後れを取りがちな軽自動車ですが、近年ではタイヤが路面から拾うロードノイズに着目し、静粛性のアップが期待できる軽自動車用タイヤも登場しています。

口コミにも注目

実際にそのタイヤを使用しているユーザーの口コミも参考にしてみましょう。

ふらつきはどうなのか、雨の日のグリップ性能はどんな感じなのか、ステアリング操作に対する反応はどうなのかなど、ユーザーの感想はタイヤ選びの参考になります

グレーディングシステムなどの数値からだけではわかりにくい操縦安定性のチェックには有効な手段なのではではないでしょうか。

軽自動車のタイヤ寿命を延ばすには?

タイヤローテーション

軽自動車のタイヤの寿命を短くしている大きな要因として偏摩耗がありますが、少しでもタイヤの寿命を延ばす為にタイヤローテーションを行ってみましょう。

タイヤは前輪と後輪、また左右ですり減り方が異なります。

タイヤローテーションとは、前後や左右のタイヤ位置を入れ替えてできるだけ均一にタイヤが摩耗するようにしてタイヤの寿命を延ばす方法です。

目安としては普通自動車で5,000㎞走行ごとに行うのが理想とされていますが、軽自動車の場合はもう少し早い段階で行ってもいいでしょう。

エコドライブ

エコドライブとは燃費向上のため、また環境に優しい運転のために推奨される運転方法です。

急発進・急加速は避ける、減速時はエンジンブレーキを使用する、不要な荷物は積まない、適正な空気圧を保つなどの10の方法が施策として挙げられています。

これを実行すれば必然的にタイヤにも優しい運転となります。

急ブレーキや急発進を失くせば余分なタイヤの摩耗は防げますし、減速時にもエンジンブレーキを使用すればよりタイヤの摩耗を減らせるでしょう。

荷物を減らして車体を軽くするのもタイヤの負担軽減になりますし、空気圧を正しく保つのもタイヤの保全につながります。

毎日これを心掛けて運転していればタイヤの寿命延長にもつながるうえ、燃費にも環境にもいいと、一石三鳥ともいえるメリットがありそうです。

終わりに

軽自動車には普通自動車にはないさまざまな特徴がありますが、それさえ押さえてしまえばあとは低燃費タイヤを取り入れるのか、耐摩耗性に優れたものにするのかなど自分がどういったタイヤを選択するか、それにかかってくると思います。

近年の軽自動車人気もあって軽自動車用のタイヤはかなり豊富な種類が揃います。

お気に入りの愛車に最適なタイヤを見つけて、カーライフを楽しみましょう!

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