2019.09.05

【ホイール/コーティング】必要性や効果、コーティング剤の選び方を解説!施工後の注意点とは?

ホイールコーティングとは

意匠性の高いホイールは、車をより魅力的に見せてくれます。光を受けてきらめく様子はとても美しく、思わず見とれてしまうほど。

この美しさを長く保つために、ホイールコーティングの施工をおすすめします。

ホイールコーティングはなぜ必要なのか

車が動けばタイヤが回り、路面に落ちている小石や粉塵を跳ね上げます。水たまりがあれば水が跳ねますし、その中に油分が含まれていることもあります。

これらは車体を汚したり、傷をつける原因となりますが、中でも路面に近い位置にあるホイールは更に影響を受けやすいといえます。

一度ついた傷は簡単に修復できませんし、デザイン性の高いホイールでは隅に汚れが溜まりやすく、洗浄には時間を要します。

ホイールコーティングを施すと表面に被膜ができるため傷がつきにくく、汚れも格段に落としやすくなります。

ホイールコーティングの効果

何よりも大きな効果が、傷や汚れからホイールを保護する効果です。汚れは、路面や環境中にあるものばかりではありません。

ブレーキを掛けたときに発生するブレーキダストもその一つです。

日本車と比べると欧州車のブレーキダストは量が多く、ホイールが汚れがち。ホイールコーティングを施しておくことで簡単に汚れを落とすことが可能です。

またホイールコーティングには撥水効果があり、少量の水で汚れを浮かせて拭き取るだけで綺麗になります。

雪が多い地域では凍結防止のために塩化カルシウムが撒かれます。塩分は腐食作用があるため、金属製のホイールを腐食させます。

アルミホイールは腐食しにくいといわれますが、腐食しないわけではありません。塩分が付着したままにしておくとやがて腐食が始まります。

ホイールコーティングをしておけば、固着しやすい塩分汚れも簡単に落とすことができますので、腐食しにくい状態に保てます。

ホイールコーティングのメリット・デメリット

ホイールコーティングは良いことずくめのように思えますが、周囲のドライバーの中でホイールコーティングをしている方はそう多くないかもしれません。

良い効果が見込めると分かっていても、ホイールコーティングをしない方もいます。

ホイールコーティングにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ホイールコーティングのメリット

メンテナンスがしやすくなるのが最大のメリットです。洗車の手間や時間が短縮できるのは、忙しいドライバーにとって魅力だといえるでしょう。

またツヤ出し効果が高いコーティング剤を使えば、新品のような輝きが長期間持続します。

ホイールコーティングのデメリット

ホイールコーティングを業者に依頼する場合は、コーティング剤の費用と工賃がかかります。

自分でホイールコーティングを行う場合は費用が安く済みますが、タイヤやホイールについた汚れをしっかり落としてから施工しなければ、コーティングの効果が持続しません。

そのため時間と手間がかかりますし、綺麗に仕上がるとは限りません。

費用と手間の面から、ホイールコーティングの施工に踏み切れないケースが多いようです。

しかし、耐久性が高いコーティング剤を使えば年単位で効果が持続しますので、再施工の手間はそれほどかかりません。

特に業者に依頼した場合は下地からしっかり施工するため、自分で施工するよりも長持ちします。

コーティング剤の選び方

カー用品店には沢山のホイールコーティング剤が並んでいますので、どれを選べば良いのか悩んでしまいます。

ホイールコーティング剤を選ぶ際には、どんな効果を求めるのかを基準にすると良いでしょう。

もちろん、ショップスタッフに相談するのも一つの方法です。

汚れが付きにくく落としやすいコーティング剤

ブレーキダストで汚れやすい欧州車や過酷な環境での走行が多い車の場合、ガラス系コーティング剤がおすすめです。

ガラス系コーティング剤で薄い被膜を作ると傷が付きにくくなりますので、傷に汚れが固着することも防げます。

また、熱に強いのもガラス系コーティングの特徴です。

汚れ落ちを優先するなら撥水性が高いコーティング剤や、被膜表面に目に見えない凹凸を作って汚れを跳ね除けるコーティング剤がおすすめです。

美しいツヤを出すコーティング剤

複雑なスポークデザインのホイールなどは、ホイールが回転するたびに美しく輝くのが魅力です。

この輝きを持続させるためにはツヤ出し効果が高いコーティング剤をおすすめします。

ツヤが出やすいのはガラス系コーティング剤です。

また、磨きながらコーティングを施すワックス状のコーティング剤はツヤが出やすく、ムラにもなりにくいため完成度が高く仕上がります。

持続性が高いコーティング剤

せっかく綺麗にコーティングしても、すぐに効果が落ちてしまうようであれば費用や時間、手間ばかりがかかります。

できれば一度の施工で長期間効果が持続するコーティング剤を選びたいものです。

一般的なホイールコーティング剤の多くは1〜3ヶ月持続しますが、運転の頻度や走行環境によって変動します。

また1〜3年という長い期間に渡り効果が持続するコーティング剤もあります。

当然価格は高くなりますが、再施工の手間が年単位で省けるのは嬉しいですね。

使い方が簡単なコーティング剤

初めて自分でコーティングを行う場合は、できるだけ簡単に使えるコーティング剤を選ぶと良いでしょう。コーティング剤は大きく分けて3種類。

  • ワックス式
  • 拭き取り式
  • スプレー式

スプレー式が最も簡単なように感じますが、タイヤやボディにスプレーがかからないように施工しなければならないため、実はテクニックが必要です。

初心者でも簡単に施工できて仕上がりが綺麗なのは拭き取り式です。

コーティング剤を染み込ませたシートでホイールを拭き取るだけで簡単に施工できます。

細かな部分まで拭き取れるため、ムラなく美しく仕上がるのがメリットです。

一本で複数の役割を果たすコーティング剤

ボディを洗うためのシャンプー、ガラスの撥水剤、内装の拭き取り洗剤、ホイールのコーティング剤というように専用洗剤を揃えておくとかなりの本数になってしまいます。

保管しておく場所が必要ですし、費用もかさみますね。

ホイールのコーティング剤の中には、一本で複数の役割を担うものがあります。

例えば、カーシャンプーとしても使えるコーティング剤です。

コーティング剤としての持続期間は短く、1ヶ月も持たない場合がありますが、洗車と一緒にコーティング剤が行えるためさほど手間は増えません。

また、車だけでなく家の中のツヤ出し剤として使用できるコーティング剤もあります。

ホイールコーティング施工後の注意

ホイールのコーティングを長持ちさせ、効果を最大限に発揮するためには施工後のお手入れが重要です。

施工後はどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

水濡れは硬化してから

ホイールコーティングを施工した後は、コーティング剤が完全に硬化するのを待ちます。

硬化に必要な時間はコーティング剤によって異なりますので確認しましょう。

完全に硬化するまでは水濡れ厳禁です。そのためホイールコーティングは、雨が降らない日や屋根のついた場所で行うのがおすすめです。

ブラシは柔らかいものを

コーティング剤を施したホイールは傷が付きにくいとはいえ、硬いブラシでゴシゴシこすってしまったら傷が付きます

場合によってはコーティングが剥がれてしまうこともありますので、洗車に使うブラシは柔らかいものを使用しましょう。

ブラシにこだわらないのであれば、マイクロファイバーのクロスなどで十分です。

まずは水圧で汚れを落とす

ホイールコーティングをしても汚れは付きます。

汚れが付着した状態で洗浄すると、汚れによってコーティングを引っ掻いて傷を作ったり、コーティングを剥がしてしまうことがありますので、水圧で汚れを落としてから洗浄しましょう。

ブレーキダストのような鉄粉は通常の水流だけでは落ちにくいので、高圧洗浄機を使うか、できるだけ強い水圧を掛けて汚れを落としてください。

酸性洗剤は使わない

ホイールはブレーキダストが付きやすいため、ホイール専用クリーナーは鉄扮が落としやすいように作られています。

中でも酸性のホイール専用クリーナーは、酸の力で鉄を溶かすという強力なもの。確かに汚れ落ちは良いのですが、コーティング剤も変性させてしまいます。

ホイール専用クリーナーを購入する際はラベルに記載されている内容を必ず確認しましょう。

洗車機洗浄も避ける

洗車機のブラシには、前の車の汚れが付着している可能性があります。

その状態でホイールをこすってしまうと傷がついたり、コーティングが剥がれてしまうことも。

できれば洗車機は使わずに、手洗いで汚れを落とすようにしましょう。

ホイールコーティングの価格

ホイールコーティングを業者に依頼する場合と、自分で行う場合では、費用にどの程度の差があるのでしょうか。平均的な価格相場をご紹介します。

業者に依頼

ディーラー、コーティング専門店などに依頼する場合、ホイール4本で1〜4万円が相場とされています。

持続性を持たせるために2層コーティングを行う業者もあり、その場合は更に価格が上がります。

使用するコーティング剤やホイールサイズ、スポークの形状などにより価格が変動しますので、依頼する前にかならず確認しましょう。

自分でコーティング

市販のコーティング剤は1,500〜4,000円ほどで入手可能です。初めてコーティングに挑戦する方は安価なもので試してみると良いですね。

慣れてきたら、多少価格が高くても長期間持続するコーティング剤を使えば、業者並みの持続期間のコーティングを安価で行うことができます。

汚れやすいからこそメンテナンスを

足回りはどうしても汚れがつきやすく「どうせ汚れるから」と諦めている方も少なくないでしょう。

だからこそ、ホイールが美しく保たれている車は目を引きますし、車を大切にしていることが伝わります。

車のメンテナンスの一つとして、ぜひホイールコーティングを取り入れてみてください。

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