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ホイール

ホイール=車を支える役割だけだと思っていませんか?
車の印象をガラリと変えることのできる、重要なパーツなのです。
車に合ったホイールで、タイヤのおしゃれを楽しみましょう!

ホイールナットの正しい締め方やトルクを知ってトラブルを防止しよう!

2017.06.29 (Thu)
Wheel nut

Wheel nut

タイヤ交換をする際、ホイールナットの正しい締め方を知っている人は意外と少ないものです。
適正な交換手順を守らないと、最悪の場合ナットやハブを破損したり、ホイールを損傷してしまう危険性があります。

今回は、自宅でタイヤ交換を行う際に注意すべきポイントをご紹介していきます。
正しいホイールナットの締め方を身に付け、トラブルを未然に防ぎましょう。

ホイールナットの締め付け順

「ホイールナット」とは、車体側のボルトとホイールを固定するためにネジのような役割を果たしているものです。

ホイールにはこのホイールナットを装着する穴があり、現在は4穴もしくは5穴のホイールが主流です。
タイヤサイズの大きいSUVなどは6穴のタイプもあります。

ホイールナットを装着する際、4穴か5穴かによってナットを装着する順番も変わってきます。
基本的には対角線上にナットを締め付けていくことになるのですが、
4穴の場合は数字の「4」を一筆で書くような順番で締めていきます。
対して
5穴の場合は、「星」のマークを一筆で描くような順番で締めます。
対角線上に締めていくことによって、ホイールを装着する際にわずかな歪み、隙間を生じさせないというメリットがあります。

万が一、この順番を守らずナットの締め付けが十分でなかったりすると、最悪の場合は走行中にタイヤが脱落し走行不能になるということも考えられます。
ホイール装着の際にはホイールナットの取り付け順を必ず守るようにしましょう。

ホイールナットの締め付けのトルクと使用する工具

ナットを締め付けるためには「レンチ」とよばれる工具を使用しますが、このレンチにもさまざまな種類があります。

ホイールナットを締め付ける際の力加減(トルク)は非常に重要で、緩すぎても強すぎてもいけません。
トルクが強すぎるとホイールを車体に装着する部分のハブボルトに強い負荷がかかり、ボルトが折れてしまう危険性があるのです。

ホイールナットの締め付けに不可欠なのが「トルクレンチ」です。
適正なトルクをあらかじめセットしておくことで、規定値のトルクでナットを締めることができます。

十字の形をした「クロスレンチ(十字レンチ)」という工具もありますが、これは正確なトルクを測ることができず、ホイールナットの締め付けに使用すべきではありません。
また、電動でナットを締める「インパクトレンチ」という工具もありますが、
これは必要以上に強いトルクがかかってしまう可能性があります。

トルクレンチを使用した後、長期間保管する場合はセットしたトルクを元の目盛り(最小トルク)に戻しておきましょう。

ホイールナット・ボルトの各部名称とサイズの見方

ホイールナットとボルトには各部に名称があります。
詳しく見ていきましょう。

まずはホイールナットからです。
ナットを横から見たときの全体の長さを「全長」、ナットを縦から見たときの面の幅を「二面幅」、ネジ山
1つあたりの幅を「ネジ山ピッチ」といいます。

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次にボルトについてです。
二面幅、ネジ山ピッチについてはホイールナットと同様ですが、ネジ部分の太さを「ネジ径」、ネジ部分の長さを「首下長さ」といいます。
これらの詳細は以下の図にも表しているので、ぜひ参考にしてください。

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また、ホイールナットのサイズは以下のような表記ルールがあります。

例えば「M12×P2 21HEX」という表記があった場合、M12はネジ径が12mm、P2はネジ山ピッチの距離が2mm、21は二面幅が21mm、HEXはナットの形 を表し、六角形(ヘキサゴン)の意味です。

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ホイールナット取り付け座面の形状

ホイールナットを取り付ける際、ナットがホイールに接触する部分を取り付け座面といい、その形状は大きく3種類に分けられます。
ホイールとホイールナットそれぞれの形状が合わないものは装着することができないため、ナットを別で購入する場合は事前に調べておく必要があります。

まず1つ目が「60°テーパー座ナット」です。
ホイールとナットが接地するところが
60°の傾斜がついて先細った形(テーパー)になっており、トヨタ、ホンダ以外の国産車メーカーの純正ホイールに広く採用されていることが特徴です。

2つ目が「平面座ナット(ワッシャー付きナット)」です。
ホイールとナットの接地面が平らな形になっており、ナットを取り付ける際にワッシャーを使用します。
主にトヨタ車の純正ホイールに採用されています。

3つ目が「球面座ナット(R12球面座ナット)」です。
ホイールとナットの接地面が丸みを帯びた形になっており、主にホンダ車の純正ホイールに採用されています。

ホイールナットとボルトの形状

ホイールナットにも座面の形状ごとにいくつか種類があります。
大きく分けると「貫通ナット」と「袋ナット」、「ワッシャー付きナット」とよばれる
3つのものが存在します。

まずは貫通ナットですが、その名の通り穴がナットを貫通しているドーナツ状のものです。
60°テーパー座とR12球面座 それぞれに対応したものがあります。

次に袋ナットです。
これは穴が貫通しておらず、上から被せるような形状になっているものです。
こちらも
60°テーパー座とR12球面座それぞれに対応したものがあります。

最後のワッシャー付きナットは、平面座に対応したワッシャーが付いた専用のナットです。
一部輸入車はナットではなくボルトで装着するタイプもあり、このボルトを「ラグボルト」といいます。
こちらも
60°テーパー座、R12球面座に対応したものがそれぞれ用意されています。

ホイール装着の際に注意すべきナットやトルクのこと

まず、ホイール装着の前にハブボルト、ホイールに錆や変形などの異常がないことを確認します。
また、ハブボルトとナットのサイズが適合するかも確認しておきましょう。

装着前の確認が完了したら、いよいよ取り付けに入ります。
ナットを取り付ける際には、装着する方向を間違えないようにしましょう。

特に貫通ナットの場合、どちらがテーパー部なのかを確認しておく必要があります。
ホイールを装着する際には、冒頭でも説明したナットの取り付け順を守るようにしてください。

ナットがうまく締まらなかったり奥まで入っていかないようであれば、無理な力で押し込んだりナットを回さないようにしてください。
ネジ山が潰れたり、ハブボルトが折れてしまうことがあります。

ナットをトルクレンチで締める際には指定のトルクを守りましょう。
ネジ径が太いほどトルクは大きくなりますが、車種やメーカーごとに指定トルクは決められています。

装着が完了した後は、定期的にナットが緩んでいないかを確認してください。
特に装着直後の場合、走行時にナットが緩んでくることがあります。

タイヤ交換の方法を間違えると大きな事故につながる

今回はタイヤ交換の際に注意すべきことから、ホイールナット、ボルトに関する仕様をご紹介してきました。

一見単純な作業にも見えるタイヤ交換ですが、誤った手順や作業を行うと大きな事故に繋がることも少なくありません。
タイヤ交換の際には必ず今回ご紹介したポイントを念頭に置き、安全な作業を心がけましょう。

この記事を書いた人

編集部編集部
TIREHOOD MAGAZINE編集部

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